ランニングシューズやスニーカーの靴紐が長い時の結び方と対処法を、最短でできる順番に紹介します。
最も早いのは3秒でできちゃいます。
余る靴紐を切らないで短くすることができて、さらに手持ちのスニーカーのフィット感をアップさせ、足に吸い付くような履き心地に変身させることもできますよ!
また、靴紐が長い原因、長い靴紐を交換する時の選び方、長さの目安についても、合わせて説明します。
靴紐が長くて困っている人は、ぜひ読んでいってくださいね!
>>>靴紐を結ばない方法についてはこちらに詳しく紹介しています
>>>長い靴紐の切りっぱなしNG!短くカットする方法の手順はこちらからどうぞ
靴紐が長い時の結び方 2種類
今あるシューズの靴紐が長い時にすぐできる結び方は2種類です。
- 輪っかを二重に結ぶ
- ダブルアイレット(ヒールロック)
それぞれ説明しますね。
3秒でできる靴紐の結び方!蝶々結びの輪っかをもう一度結ぶ
まずは、普通の蝶々結びをします。
それから、靴紐の端っこ(輪っかになっていない方)が床につかない長さになるように、輪っかの部分を大きくして調節します。
輪っかどうしで、もう一度結びます。
できあがり。
この二重結びのメリットは、2つ。
とにかく簡単ですぐにできることと、普通の蝶々結びよりもほどけにくいこと。
ほぼ解けないと言ってもよいくらい頑丈ですよ!
ダブルアイレットは慣れれば30秒で完成
ダブルアイレット(またはヒールロック)という結び方は、靴紐が余る時に、長い紐を切ることなくうまく活かすことができます。
かかとからくるぶしのあたりまでをしっかりホールドし、足指は動かすことができる、という本来あるべき靴の履き方を実現できるというメリットもあります。
一度試すと、シューズのフィット感アップに驚きますよ!
足と靴が一体化している感じがして、がぜん歩きやすく、走りやすくなるので、ランニングやサッカーなどなど、スポーツのパフォーマンスもガラリと変わる可能性大です。
■■■長い靴紐ならではの結び方の手順■■■
フィット感を得るためにも、ランニングシューズやスニーカーを履く時は、まずシューズのかかとと自分の足のかかとを合わせましょう。
そのために、つま先を少し上げた状態をキープして、紐を締めていきます。
紐の通し方は、穴の上からでも下からでも好みでOKです。
上から通すとよりよく締まり、下から通すと穏やかな締まり具合になります。
穴が残り2個になったら、写真のように穴の下から紐を通します。
左右通した状態です↓
同じ側の最後の穴に上から紐を通し、輪っかにしておきます。反対側も同じです。
左右通した状態です↓
ここに、反対側の紐を持ってきて、通します。反対側も。
紐を引きます。左右の紐をいったん外側へ引いてから、上へ引くとやりやすいです。
こんな感じになります。
残りは普通の蝶々結びをして、できあがりです。
見た目よりも、足首への負担はないですので、ぜひ試してみてくださいね。
シューズの中でかかとが浮くこともなくなりますよ!
▼蝶々結びの代わりに!さらにほどけにくい結び方ならコレ!
靴紐が解けない結び方イアンノットのやり方図解!結び目部分が緩まないコツも
余る靴紐を活かしておしゃれな結び方・通し方にする
ここまで紹介してきた靴紐の輪っかの二重結びと、ダブルアイレット(ヒールロック)は、すぐにできてとても役立つ方法です。
他にも靴紐が余っている場合に長さを活かす方法としては、おしゃれな通し方に挑戦するという手もありますよ。
おすすめは、下記3種類。
スニーカーで靴紐が10センチから30センチほど余っている時に、おしゃれなデザインにすることができます。
長い靴紐でおしゃれな通し方はこちらからチェック!
- ダブルクロス←イチオシ
- スーパーノバ(紐通し穴7つ)
- スパイダーウェブ
長い靴紐の結び方以外で靴紐を短くするなら
長い靴紐の対処法として、結び方以外で靴紐を短くする方法もあります。
手持ちのシューズに通されている靴紐よりも、短い靴紐に交換すればいいのです。
これは長さだけの問題とは限らなくて、靴紐の寿命にも関わってくるので大事なポイントとして知っておくといいですよ!
靴紐を交換する時の選び方
靴屋さんでも、ウェブショップでもたくさん売られています。
新しい靴紐を買う前に、今の靴紐の
- 幅(太さ):伸びた紐は細めになっている可能性あり
- 長さ:同じデザインの紐でも複数の長さが販売されているので
- 素材:コットン、化繊(ポリエルテルなど)、革など
- 断面:丸紐、平日も、丸平紐など
をチェックしておいてくださいね。
※長さについては後半で説明します。
色は、せっかく交換するのですから好きなものを選びましょう。
靴紐が変わるとシューズの印象も変わるので、長さに関係なく時々取り替えるのも気分転換になりますよ。
紐の断面は、丸よりも平らなものの方が結びやすく解けにくいです。
また、靴紐の素材によって、紐を締めたり緩めたりする時の滑りやすさが変わります。
>>>長さ、幅、素材が選べるかわいい・カッコいい靴紐はここからチェックできます
靴紐が長い主な原因は
スニーカーやランニングシューズの靴紐が長い主な原因はこちら。
- そもそも新品のシューズに付属している靴紐が長すぎる
- 足が細いので靴紐を締めると余ってしまう
- 長年履いたシューズの靴紐が伸びて長くなる
最初から靴紐が長めのシューズが多いのは、短すぎると結べないから。
長い分には、余るけれど一応結ぶことはできますからね。
また、日本人の足が幅広甲高と言われたのはもう過去の話です。
現代人は女性も男性も、足(フットですね)は細くなっています。
そして、ランニングシューズやスニーカーの靴紐は伸縮性があるタイプのものが多いので、シューズを履いたり脱いだりを繰り返すうちに、紐がだんだん伸びてしまいます。
靴紐はその伸縮性で足の甲周りのフィット感を調節する役割を果たしているので、伸びてしまったということはもう寿命、だとも言えます。
伸びきった長い靴紐は、結び方で対処するよりも新しい靴紐に取り替える方が得策ですね。
スニーカー・ランニングシューズの靴紐の長さの目安
一般的なシューホールが6〜7個のスニーカーで、靴紐の長さは120センチです。
ただし、最近はレディースモデルなどだと110センチくらいのものも見かけます。
シューホールの数別の靴紐の長さの目安はこちらです。
- 3つ:55cm前後
- 3〜4つ:65cm前後
- 4〜5つ:75cm前後
- 5〜6つ:90〜110cm
- 6〜7つ:120cm
- 8〜9つ:130〜150cm
実際のところ、靴店で勤務していた時に見てきた市販の靴紐の長さは、そこまで正確ではないです。
数センチの誤差はあります。
また伸縮性のある靴紐は、自然にだらーんと垂らした状態での長さです。
結ばない靴紐を使う
そもそも、シューズの紐を結んだり緩めたりすること自体が面倒だと思っている方も、ものすごく多いです。
また、靴紐を結ぶことができない、脱ぎ履きの頻度が高すぎて大変、という人も少なくありません。
でしたら結ばない靴紐を使うこともできますよ。
最近は結ばない靴紐の種類もたくさんありますが、毎回結ばないで済む代わりに、足へのフィット感や微調整ができるかどうかについては、千差万別です。
アスリートも使用している結ばない靴紐の使用感は、こちらで紹介しています。
▼靴紐を結ばない方法、もっと詳しくはこちらをどうぞ!
スニーカーの靴紐を結ばないやり方!脱ぎ履き楽勝とおしゃれを両立する方法
長い靴紐の結び方・交換でシューズの履き心地をアップさせよう
長い靴紐の結び方・対処法として、
- 蝶々結びの輪っかをもう一度結ぶ
- ダブルアイレットで足にシューズをさらにフィットさせる
- 靴紐を交換する
- 結ばない靴紐へ交換する
という方法をご紹介しました。
スニーカーやランニングシューズに欠かせない靴紐の扱いを、長い靴紐をきっかけにマスターして、お気に入りシューズをさらに履きやすくしてあげてくださいね!
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