結ばない靴紐キャタピラン、カンタンな通し方のコツ!

キャタピランを通した靴 ランニング

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ランニングシューズやスニーカーの靴紐が長い時の対策方法として、最短3秒からできる結び方を紹介していますが、ふと思ったのです。

そもそも、靴紐を結ばないで済ませる方法はないのでしょうか?

ありました。

その名も「結ばない靴紐 キャタピラン」です。

単に「結ばない」、もしくは靴を「脱ぎ履きする時に紐を結んだり解いたりすることが不要」ということでしたら、いくつかやりようはあります。

しかし、人間の土台を守る靴のフィット感を調整するのが靴ひもの仕事ですから、安かろう悪かろうというわけにはいきませんよね。

そこで今回は、ランニングなどのハードなスポーツにも十分耐える仕様の靴紐「キャタピラン」について、実際にしてみて気づく意外な通し方、メリット・デメリットをお伝えいたします。

靴紐の存在とキャタピランの関係は?

「靴紐はいちいち面倒」

そう思う方、ものすごく多いと思います。

しかし、その靴紐があなたの足を守っていることを知っている方は、かなり少ないと思います。

靴紐が大切な理由

足の大きさや形は、人それぞれ。

ものすごく個人差が大きいのです。

たとえば、同じ身長の人が2人いたら、体重も同じでしょうか?

同じ身長・体重だとしても、メリハリある体型の人や、スラッとした体型の人もいますよね!

この2人が24センチの同じシューズを履いても、体型の違いのように足の形や膨らみ加減が違うため、ぴったり合わせるためには調整が必要です。

もう想像つきますよね?

靴紐の締め具合で調整するのです。

本来、靴ひもは履くたびに結び、脱ぐたびに解くのがベストその日によっても足の状態が変わるからです。

けれど、たまにはサボりたい時もある。

それを叶えてくれるのが、キャタピランなのです。

キャタピランってどんな靴紐?

見た目は、ぽこぽこしたコブが等間隔に、続いています。

キャタピランの形状

 

拡大すると、こんな感じ。先端は、普通の靴紐と同じく通しやすくなっています。

キャタピラン拡大写真

 

素材は伸び縮みします。

引っ張るとこんな感じに。コブも伸びます。びよーん。

キャタピラン引っ張る図

ゆえに、

  • コブで止まるから紐が解けない
  • 伸び縮みするから、紐そのままで靴の脱ぎ履きができる
  • 伸び縮みするから、足にフィットする

ありがたい靴紐なのです。

長さは2種類

  • 50センチ
  • 75センチ

選ぶ基準は、シューズの紐を通す穴が片側で5個までなら50センチ、6個以上なら75センチです。

ランニングシューズの場合は、ほぼ6穴以上あるので、75センチになると思います。

結ばない紐キャタピランの通し方

基本的に、普通の靴紐と同じ通し方です。

とはいえ、靴に通してある紐をいったん抜いて、また新たに通すのって意外と労力がかかりますよね。

特に、このキャタピランは何も考えずに引っ張ると、結構力が入ります。

穴を通す時に、普通の靴紐のようには滑らず、コブの数だけ、穴をぽこぽこ通すのは大変!と思ったら、コツがありました。

穴のそばのコブを軽くつまんでつぶしながら、反対の手で紐を引っ張ればいいのです。

コブのあたりを軽くつまみながら、端を持って引っ張る

公式サイトの動画がわかりやすいので必見!最初から最後まで見ても47秒です。

さて、75センチの紐を最後の穴まで通すと、特にレディースのランニングシューズなどは紐が余ります。

コブとコブの間をハサミで切って短くすることもできますが、個人的にはおすすめしないです。

シューズを洗う時や紐の長さを調整したくなった時に、紐を穴から抜くと思いますが、ハサミで切った紐の先端は細くなっていないので、靴の穴へ通しづらいからです。

では余ったキャタピランの端っこはどうしましょうか?
こんな感じに普通の輪っかむすびを一回して、

輪っかむすびにする

 

締め加減はほどほどに。

締め加減はほどほどに

 

先端はこのように、前の方の紐の下へ通しましょう。コブがあるから通すだけで止まりますよ。

先端の処理

 

前から見るとこんな感じです。できあがり!

前からみた完成図

いちばん簡単なキャタピランの通し方をご紹介しましたが、公式サイトには他の通し方の紹介動画もありました。人と差をつけたい方はどうぞ。

スパイラルの通し方(全59秒)

キャタピランのメリット・デメリット

キャタピランを使う上で、知っておきたいメリットとデメリットを紹介します。

メリット

脱ぎ履きカンタン!

なんと言っても、脱ぎ履きが楽! 紐なし靴のように脱ぎ履きできます。

ちなみに、履くときは、靴べらがあった方がよりスムーズです。

面倒ですか? 靴紐を結ぶよりはカンタンですよね。

ちゃんとした靴のかかと部分にはカウンターと呼ばれる硬い芯が入っています。この部分をつぶさないようにするためです。

伸び縮みするから得られるフィット感

キャタピランは、ほどよい伸縮性のあるゴム素材でできているからこそ、甲周りにフィットします。

甲周りがフィットすると、歩いたり走ったりすることがより楽になります。

靴が足に合うと、これまで無意識に靴を脱げないようにしていたことに気がつきますよ。

走りやすくなって、マラソンのタイムもアップするかも・・・!

シューズがオリジナルになる

キャタピランの外観は、ポコポコなコブだけが特徴ではありません。

カラーバリエーションも豊富です。
限定カラーや、リフレクター仕様の紐もあります。

ランニングシューズやスニーカーは、色のバリエーションがそこまで多くないため、同じ靴を履いている人もいますし、更衣室で自分の靴がわかりにくくなることもありますよね。

紐を好きな色のものに変えておけば、自分オリジナルになりますし、すぐにみつけられるます。

デメリットと代替案

見た目がカジュアルすぎる

キャタピランの特徴であるコブですが、見た目的にはぽこぽこしすぎて、靴から浮いてしまう、と思う方もいると思います。

そんな方向けに、コブが両端にだけあるデザインの、キャタピーエアーがあります。

だいぶスッキリしますよね。

スポーツ系の靴だけではなく、ビジネスシューズにも使えないのか?という要望へは、こちらです。

営業など、出先で脱ぎ履きが多いビジネスマンの方にとっては、かなり便利だと思います。

替え時がわかりにくい

通常の靴紐でしたら、しばらく使っているうちに延びてきて長く感じることがあります。

替え時のサインですね。

ところが、キャタピランはいったん靴に通してしまえば自分で触れることがほぼないため、緩んできても気がつきにくい可能性があります。

コブで止まっているため、延びてきても目視ではわかりにくいでしょう。

こればかりはやむを得ないのですが、「靴も靴紐も消耗品であること」「寿命があること」を頭の片隅にいれておくといいですね。

結ばない靴紐キャタピランのまとめ

いかがでしたか?

結ばない靴紐キャタピランは、単に靴紐を結んだり解いたりする手間を省くだけのものではなく、ランニングを始めとした激しいスポーツもできる強度とフィット感が魅力です。

ぜひ一度、使ってみてくださいね!

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