名古屋シティマラソン2021 コース(ハーフマラソン)攻略法を考えてみた

名古屋シティマラソンハーフマラソンコース攻略法 ランニング

◎本ページはプロモーションが含まれています

名古屋シティマラソン2021は、2年ぶりの現地開催となります。※2022年も無事開催予定ですね!

公道を走れる大会がとても久しぶりなので、コースのことを少しでも知っておきたいと思って調べてみました。

今回は、名古屋シティマラソン2021(ハーフマラソンのみ開催)の、コースについてです。

特徴はこちら

  • スタートの混雑
  • ウィメンズマラソンのランナーと合流
  • 関門はキロ7分で突破する
  • ハーフマラソンランキング対象大会
過去に同じコースを走る名古屋ウィメンズマラソンは3回走っているので、その時の体験も含めてお伝えしますね。

名古屋シティマラソンのコースの主な特徴

名古屋シティマラソンのハーフマラソンコースは、同日の1時間以上前にスタートする名古屋ウィメンズマラソン(フルマラソン)の前半部分と同じです。

アップダウンがなくフラットで走りやすい

大会のコースマップを見ると、スタート地点からプラスマイナスで10m程度の緩い高低差が書いてありますが、現地に行っても見た目では坂には見えない程度です。

アップダウンがないという点では、安定したペースを守って走りやすいコースと言えます。

ハーフマラソンランキング対象大会(2019年度)

一般社団法人アールビーズスポーツ財団が発表している「日本ハーフマラソンランキング」の対象大会です(2021年3月5日現在、最新は2019年のデータ)。

この記事を書いている2021年3月現在、最新データは2年前のものですが、後々は更新されると思われます。

せっかくハーフマラソンを走るなら、全国での自分の順位が分かる大会ということで、やりがいが持てますよ。

名古屋シティマラソン コースに沿った攻略法

では、実際のコースに沿った名古屋シティマラソン(ハーフマラソン)の対策・攻略法をお伝えしていきますね。

記録を狙うなら、スタートと先にスタートしているフルマラソンランナーとの合流の可能性がある後半がポイント。

制限時間内完走を目指すなら、キロ7分の安定した走りがポイントとなります。

スタート渋滞の影響を減らすにはコース取りが大事

コースの大半は片道3車線の道路で広々しているのですが、スタート地点から数100メートルだけは、狭い道路です。

しかもすぐに右折するので、いったん減速することになり、さらに渋滞を作る要因になっています。

大会から届いたメールによると、2021年のハーフマラソン参加人数は5000名程度の予想で、感染防止目的のウェーブスタートを検討しているようですが、それでもある程度の混雑は覚悟した方がいいと思います。

このスタートの渋滞対策としては、少しでも早くスタート地点に整列することと、スタートからのコース取りです。

過去のデータによると、スタート地点への整列時間はスタート時刻の40分前からです。気温によっては40分待つのは体が冷えてしまう心配もあるのですが・・・。

それよりも、スタートしてからのことを考えておく方が得策だと思います。

スタートしてすぐにコースは右折するので、曲がることが分かると多くのランナーは進行方向右側へ進路を変えてきます。

曲がり角の内側は急カーブになるので曲がりにくく、しかも混雑するので走りにくいです。

なので、できればスタート地点からは進行方向左側を走るようにしましょう。そして、余裕を持って外側から右折する方が走りでも楽に感じられますよ。

曲がった先もあと数100メートルだけ我慢すれば、歩道橋が見えてきます。

ここを左折すれば片道3車線の広い道路に出られるので、それまではウォーミングアップのつもりで焦らず進みましょう

制限時間内完走が目標ならキロ7分キープが目安

名古屋シティマラソンを制限時間内にフィニッシュするに必要なペースは、おおむねキロ7分です。

スタート地点閉鎖はスタート時刻の25分後ですが、もしスタート前の整列で最後尾だったとしても、そこまではかからないでしょう。

大会から届いたメールによると、2021年大会の参加者は5000名程度予想とのこと。

ウェーブスタートの方法にもよりますが、長く見積もっても最後尾からでスタート時刻の10分後にはスタートできるのではないかと思います。

仮に25分後でも、コース上の関門閉鎖時刻は1キロあたり7分ペースで走ればクリアできる設定です。

スタート時刻:10:15

コース閉鎖時刻:

場所 距離 閉鎖時刻 経過時間 スタート閉鎖からの経過時間
スタート 0km 10:40 0:25 0:00
名古屋市博物館 6.0km 11:23 1:08 0:43
妙音通4交差点 10.4km 11:55 1:40 1:15
大久手交差点 15.7km 12:35 2:20 1:55
フィニッシュ 21.0975km 13:20 3:05 2:50

なお、10.4kmと15.7kmの関門は、名古屋ウィメンズマラソン(フルマラソン)と同時刻になっています。ということは、先行するフルマラソンの女性ランナーに追いついて一緒に走る可能性もあるということですね。

名古屋ウィメンズマラソンのランナーに追いつく可能性あり

過去の大会資料によると、名古屋シティマラソンの先頭ランナーが8km地点付近でフルマラソンランナーの最後尾に追いつくとのこと。

例年はハーフマラソンのスタート時刻はフルマラソンの1時間10分後なのですが、2021年は1時間5分後なので、もっと早く追いつきますね。

先ほど紹介したコース閉鎖時刻が、10.4km以降フルマラソンと共通であるということは、特に速いランナーでなくとも追いつく可能性は十分あります。

速いランナーの場合、フルマラソンに追いついた場合は、コースが少し狭くなるかもしれないです。

特に、この時点でその位置を走るフルのランナーはゆっくりペースなわけで、キロ4分台などで走るハーフのランナーとはだいぶペースに差があります。

基本的には片側3車線の広い道路なので、視線を前へ向けて、周りのランナーの進路を塞がないようにしながら進路を取ってくださいね。

冷静に走れるかどうかが大事だと思います。

ナゴヤシティマラソンの給水はハーフにしてはかなり多い

コース5km付近から給水ポイントがあります。

17.5kmまでの2.5kmおきに給水所があり、全部で6箇所です。(5km, 7.5km, 10km, 12.5km, 15km, 17.5km)

ハーフマラソンの給水所としてはかなり多いです。これは、フルマラソンと共用しているからだとは思いますけどね。

給水所は全部寄る必要はないです。

コース最初の給水所である5km地点は混雑するので、特に必要がなければ寄らなくていいですよ。

もし給水するなら、手前のテーブルではなく2つ目以降にしましょう。他のランナーとの接触を避けてよりスムーズに給水するためにです。

広い道路で走りのリズムをつかもう

話が少し前後してしまうのですが、スタートから広い道路へ出ると、5km以上道なりのほぼ直線です。

片側3車線もあるのに、歩道側を走る人が多いので、混雑が気になる場合は真ん中か中央分離帯側を走りましょう

普段の練習で広い道を走らない人も多いと思います。

いつもと違う景色で舞い上がってペースが速くなってしまうかもしれないので、1kmごとにある距離表示をチェックしながら走ってくださいね。

新瑞橋〜堀田 折り返し区間はスライドで気を紛らわせる

7kmを過ぎて新瑞橋交差点を右折。

9km付近で、堀田交差点を折り返し、もと来た道まで戻ってきます。

この区間は、往路が若干の下り基調、復路がその分少しだけ上りに感じるかなという程度です。

8kmあたりでなんか調子いいな、と思ったとしてもコースのせいかもしれないので、体力は温存しておきましょう。

速いランナーが反対側から戻ってきます。

もし知り合いのランナーが走っているようでしたら、スライドする時にエール交換できるといいですね!(ですが、コロナ禍の2021年大会ではあまり大声は出さない方がよさそうですね・・・残念です)

10km地点の給水所の先が、新瑞橋交差点。
左折して、また広い環状線へ戻っていきます。

ハーフマラソンの距離としては、ここからが後半戦ですね。

15kmまでは少し我慢の区間

一度走ってきた道を戻るので、目新しさはないです。

例年は沿道の声援が賑わっているので、声援を励みに走れる区間ですが、2021年はおそらく応援自粛となるのでしょう。

ほぼフラットなコースですが、もしくたびれてきている場合は、風や若干の上り基調が気になるかもしれません。(過去にフルマラソンで参加した時は12.5kmの給水所付近が登りに感じたことがあります)

応援パワーがもらえない場合は、淡々と進むしかないですね。

15kmの給水所をすぎると、コースは左折して桜通へ入っていきます。

15km〜:桜通は戻ってくるウィメンズランナーとのスライド区間

この桜通では、反対側車線を名古屋ウィメンズマラソンのランナーが戻ってきます。ちなみにフルマラソンでは38〜39km地点にあたる場所なので、きっとほとんどのランナーがもうヘトヘトのはずです(経験談)。

ハーフマラソンのランナーとしては、残り6kmなので、ごく緩い下り基調の道を利用してここからが粘りどころです。

この通りには大会のカメラマンが数カ所にいる(はず)ですが、特に背景がよい箇所が、テレビ塔の脇なんです。

17km〜18kmのあたり、進行方向、向かって左側にテレビ塔が近づいてきたら、笑顔で通過しておきましょう。後日カッコいい写真が見られるかも^^

17.5kmの給水所がハーフマラソンコースの最後の給水ポイントなので、必要に応じて利用し、気持ちを上げていけるといいですね。

20km地点、日銀前交差点を左折します。

日銀前20km〜フィニッシュ

いよいよラスト1kmです。
余力があれば前をしっかり見てラストスパート!

直線道路なので、フィニッシュゲートは比較的早めに視界に入ってくるはずです。

フルマラソンとハーフマラソンで道が分かれますので、名古屋シティマラソン(ハーフマラソン)のランナーは左側を走ります。

道幅を分けるので、最後は狭く感じるかもしれないです。

それでもフィニッシュは気分よく駆け抜けたいですね!

おわりに

ここまで、名古屋シティマラソン(ハーフマラソン)のコースについて紹介してきました。

ほぼフラットなコースとはいえ、いくつかの特徴がありました。

  • スタート混雑
  • スタート以降は道路は広い
  • コース閉鎖はキロ7分でクリア可能
  • フルマラソンランナーと併走の可能性あり
  • 給水は多い

同じコースを前半に走る名古屋ウィメンズマラソンは過去に3回走っているのですが、その当時はハーフマラソンの「残り○km」の看板が目に入ると、「いいなぁ、もう終わりたい」と思ったものです(笑)。

フルマラソンの前半として走るのと、ハーフマラソンとして走るコースは、はたして同じ景色なのか、違う景色なのか・・・楽しみです。

実際に走ってみたらまた感想を書けるといいなと思っています。→完走はこちらから読めます

■名古屋めしも堪能!前日のエネルギー補給or当日完走後のご褒美か、迷っちゃいますね^^

■ハーフマラソンランキングについて紹介しています

■名古屋界隈のプチ旅ランしてきました♪

スポンサーリンク