名古屋シティマラソン2021完走レポート!暴風の中で公道の真ん中を走れる幸せを噛み締めた

名古屋シティマラソンのスタートゲート ランニング

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名古屋シティマラソンのスタートゲート名古屋シティマラソン2021はハーフマラソンのみの開催となり、こちらを走ってきました。

同日開催のメインイベントは名古屋ウィメンズマラソン(フルマラソン)ですので、ハーフマラソンに参加するのはほとんどが男性。女性はかなーり少ないのですが、無理してフルマラソンを走らなくてもいいんです。

その後2021年春シーズンは公道で行われるマラソン大会はほとんど中止になったかオンラインマラソンへ変更されています。

今回は貴重な機会となった、リアル大会参加そして完走のレポートをお届けします。

名古屋ウィメンズマラソンの前半のコースと全く同じですので、今後ウィメンズマラソンへ参加される方にも参考になるかと思います。

▼参加前にコース攻略を考えた内容はこちら▼
名古屋シティマラソン2021 コース(ハーフマラソン)攻略法を考えてみた

名古屋シティマラソン先頭ブロックのスタートはめちゃ速い!!

大会エントリー時に申告したタイムは多分1時間40分くらいだったと思うのですが、割り当てられたスタートブロックは先頭ブロックでした。

男性のみなさまごめんなさい!なのですが、女性の特権だと思われます・・・。

スタート直前に聞こえてきた会話は、めちゃくちゃ速いペースの話ばかりで、怖くなり、なんとなく進行方向左側へそろりそろりと移動しておきました。

女子ランナーがぽつぽついるのを見たからです。

彼女らも速いんでしょうけどね。でも男性ランナーに突き飛ばされるよりはよいかと思って。

で、いざスタートすると、案の定速い!

先頭はキロ3分台のようです。

そんな流れの邪魔にならないように、私は道路の歩道よりをキープしました。

あのスピードで最初の右折カーブを突っ込むとしたら巻き込まれてはいけないですしね。

とは言っても、2021年大会は例年よりも参加人数がかなり少ないので(リアルは3000人とか)、結局はスタート混雑はないと言っても差し支えいない状態でした。

ただし、次回以降はどうなるかは予想がつかないです。

名古屋シティマラソン2021は強風暴風に苦しめられる展開

2つ目の交差点を左折すると広い通りに出ます。
今は追い風。走っていても後ろからも押されている感じがわかるくらいの追い風、ということは反対側から戻ってくる時は向かい風ということ。

3kmを過ぎた頃から名古屋ウィメンズマラソンの女性ランナーが反対側者線を走ってきます。この暴風で記録狙っている人、尊敬します・・・。

知り合いがいる可能性があったので、中央分離帯側を走りながら、ずーっと探しまくっていました。

幸い発見できた人へは一言だけ声をかけました。

これまでならば、大声掛け合うところなんですけどね・・・。

あちらは向かい風の前半戦、つらいところで少しでも元気になってくれれば嬉しいです(^^)

この後も追い風と向かい風が半々と思いきや、しんどい向かい風の時間の方が多くなります・・・。

よそ見状態で走っているのと練習不足で、自分が走っているペースが掴めず、狙いよりも速すぎてしまい、何度も落とそうとしながら進みました。

5kmを過ぎると逆に落とし過ぎてしまい、その後は遅いままでしたが。

名古屋シティマラソン給水テーブル表示は分かりやすい

5kmを過ぎると最初の給水がありますが、相変わらず反対側を走るウィメンズランナーを見ていたので逃してしまいました。

でも、次の給水でチェックしたら、テーブルの先頭に表示があって、「スポーツドリンク 5/7」などとありました。

たとえば、「5/7」なら、

  • スポーツドリンクのテーブルは7つあるよ
  • そのうちこれが5個目だよ

という意味ですね。

たいてい最後のテーブルの先の方で取ることにしているので、分かりやすい表示で助かりました。

ただし、これはテーブルに付いているため、位置が低いと言えば低い。

もっとランナーが多いと見づらいかもしれません。

名古屋シティマラソンの先頭もやってくる

6kmか7kmくらいで、名古屋シティマラソンの先頭ランナーとすれ違いました。

先頭は5名くらいの集団だったと思いますが、いやー!やっぱりあれはキロ3分台でしょうね・・・。一緒にスタートしちゃいかんかったなぁと、別に何も罪はないのですが、妙な気持ちになりました(^^;

8kmからが向かい風本番!

新瑞橋交差点を右折すると、前から壁が迫ってるかのような向かい風に。

ここは1km少し行けば折り返せるのですが、たかが1kmでもイヤー!と叫びたくなるくらいの風でした。

気を紛らわずために、またもや反対側から戻ってくるランナーを見ることに集中。

そしたら9km地点の標識は見逃しました。

手動で時計のラップを取っているのでちょっと痛いです。

折り返したらもちろん追い風。でも素直に喜べないのは、また向かい風になるのが怖いからです。

10km地点、すぐにハーフの中間地点

ご丁寧に、10km地点の表示のすぐ先にハーフマラソンの中間地点の表示も見えました。

今回は記録は全く考えずに練習不足の中、楽しく完走だけが目標ですが、それでも半分過ぎたと思うと少しホッとはします。

再び3車線道路へ戻り、ウィメンズランナーと合流

さあ後半戦だ!と思っても元来た道は逆向きになると向かい風です。

しかも、普段なら気が付かないだろうレベルのゆるい上り坂に、こういう時は敏感に反応してしまいます。

一緒にスタートした名古屋シティのランナーの最後尾が見えたのとどちらが先か忘れてしまいましたが、先にスタートしたウィメンズマラソンランナーの最後尾に追いつきました。

ウィメンズもシティも両方参加人数が少ないので、渋滞にはならず。

12kmか13kmで歩いているウィメンズランナーのこの先の関門が気になります。

どこかで再度走り出せるといいのですが・・・。

と、人の心配でもしないと向かい風がしんどくてやってらんないからです(爆)

応援には来ないように言われていますが、時々拍手の応援が聞こえてきて、正直嬉しかったー。

気兼ねなく応援しあえる世の中が早く復活しますように(祈)

大会スタッフさんたちも気を遣って、場所によっては声を出さずに応援してくれていました。

感謝です。

なんとか向かい風の暴風に耐えて16km過ぎで左折します。

追い風復活のはずが、暴風の向きがコロコロ変わる

今度はフルマラソンの速いランナーが反対側から必死に戻ってきます。

ほぼ1人ずつなので風除けも何もない状態で、38km走ってきた後なので本当につらそう。

こちらは引き続き気を紛らせる作戦続行です。

8kmからと同じ向きになったので暴風向かい風最強モード。

練習不足がたたり、少し足裏が痛いのをごまかしつつ走ります。

ハーフフィニッシュまであと5kmの看板発見。

以前ウィメンズ(フル)で参加した時は、この看板がどれだけ恨めしかったことか・・・。思わずニヤけてしまいましたよ。

自分が走っている片側3車線道路の前方にぽつぽつとウィメンズランナーが走っていて、ゲストランナーの川村さんも必死に進んでいました。私が追い越した時は歩いていましたが、勝手に静かにエールを送らせていただきました。

大会案内によると名古屋シティのハーフのコースで最後の給水となる17.5km地点はしっかり寄って給水しておきました。

暴風すぎて看板が倒れる瞬間に遭遇

風の強さに呆れながらも、この日最もびっくりしたのは20km地点。

たまたま左側を見たら、、、20kmと書いてある立て看板が、、、倒れた!

見てしまいました。怪我人いなくてよかったです。本当に。

この後通った人は計測マットと公式時計しかなかったかも。

看板が倒れるレベルの風の中の大会はこの10年くらい大会参加していますが、ほぼ記憶にないです。

立っている人も怖いんじゃないかと思います。。。

ラスト1km、最後の直線が最も狭かった

あと1kmの看板は倒れるタイプではなかったので発見。

そこから左折すると名古屋シティマラソンハーフのフィニッシュラインまでは一直線です。

なのに、前を見てもフィニッシュゲートらしきものが見えず。

最後だから少しづつ加速していったのに、21kmの看板すら見えず。

そして、ここからがスタート前までに予想できなかったことなのですが、だんだん進路が狭くなるんです。

周りにそんなにランナーがいるわけではないのですが、走れる道幅が狭まってくるので、だんだん他のランナーとの間隔が狭くなってきました。

ようやく21kmの表示を見つけた先に、ゲートではなく地味にフィニッシュのポスト(柱ですね)を発見。

風に煽られてくたびれたけれど、最後くらいは気持ちよくフィニッシュ!と走るものの、やっぱりちょっと狭くて走りきれずにフィニッシュラインを通過しました。

1時間53分くらいでした。

おわりに

暴風という気象コンディションの文句ばかりになってしまいましたが、リアルの大会、しかもこれまで通りの公道で開催された大会への参加が1年以上ぶりだったので、とにかく走れたことは嬉しかったです。

フィニッシュ後には知り合いに声をかけられてまたびっくり。

しばらく人と最小限しか会わない生活をしていたこともあり、マラソン大会の日常がこんなにありがたいものだったのかと身に沁みる1日になりました。

名古屋シティマラソンのハーフマラソンコースは、起床条件さえ問題なければとても走りやすいフラットなコースです。

初心者さんでも十分走れるだろう予想はこちらの記事通りだと実感しています。

来年はまた余計な心配せずに多くのランナーが楽しく走れますように!

▼走る前に検討したコース攻略法、関門チェックも▼
名古屋シティマラソン2021 コース(ハーフマラソン)攻略法を考えてみた

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