マラソン前日の過ごし方。まだ間に合う直前対策は?練習、食事、観光、コース下見、入浴、準備、睡眠はどうする?

名古屋ウィメンズマラソン2018ティファニー ランニング

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明日はマラソン大会。前日はドキドキしますよね?

たとえこれまでの練習や準備が足りていなくても、まだできることはあります。
むしろ、前日の過ごし方次第で、当日のコンディションや走りは大きく変わってくるのです。

そこで、マラソン前日の過ごし方について、練習、食事、観光、コース下見、入浴、準備、睡眠など、マラソン大会前日でも間に合う対策をお伝えします。

練習:焦って走らない、走りたい気持ちは当日にぶつける

練習不足だと感じていても、マラソンを走る前日は休養した方がいいです。

前日の練習よりも、当日よりよい体調と気分で走れることの方が、大切だからです。

焦って走ってしまうと、転倒したり怪我をする恐れがあります。
これでは肝心なマラソン大会当日にスタートラインに立つことすら難しくなってしまうかもしれません。

マラソン前日に湧いてくる走りたい気持ちは、当日にじっくりぶつけられるよう、もう少しだけ取っておいてくださいね。

早く走りたいなぁと思いながら前日を過ごせるといいですね。

私も大会の前日は、明日は走れるかな?という不安よりも、ここまで来たら楽しむしかない!と思うように仕向けて、走らないです。

食事と飲み物:成功したことと失敗したこと

この記事を読んでいる方にとって最も興味があるところかと思います。

ただし、食べ物や飲み物に関しては、個人差がものすごく大きいですので、過去の大会参加前に私がうまくいったことと、失敗したことを紹介しますね。

前日の夕食

マラソン大会へ参加する多くの場合は、前日に会場付近へ移動することが多いです。
せっかくなので出かけた先の名物を食べたくて、事前にリサーチしておきます。

たとえば、

  • 名古屋ウィメンズマラソンの前は、ひつまぶし
  • 姫路城マラソンの前は、あなごめし
  • 長野マラソンの前は栗おこわ(地元ドンピシャではないが)
長野はお蕎麦の人も多いと思いますが、個人的には前日の夕食はご飯派です。

よく噛んで食べて満足感が高いから、というのと、不思議なのですが、よく食べた時の方が大会結果がよい傾向にあるからです。

あとは各地で地元の鰻屋さんへ行くことも多いです。
場所によって味が違って、また楽しめます。
鹿児島マラソンの前に行った鰻屋さんは、2,000円くらいでとても美味しく大満足でした。

海鮮が美味しい場所も多いですが、マラソン大会前日は、生ものは一応避けています。

大会前日の移動時間が夕方などで遅い場合は、お弁当を購入し、前泊する宿の部屋で食べます。

遠征ではなく地元の大会の場合。

東京マラソンの時は、前日にエキスポへ出かけて、お弁当を仕入れてきました。
夕食用と翌日の朝食用に2つ購入したのですが、お腹が空いていたのか、夕食で2つともペロリと食べてしまいまいた。

翌朝どうしたのかは忘れてしまいましたが、何かしらまた食べたはずです。

当日は、予想外のビルドアップで走れて、とても気分がよかったです(笑)

ビールは好きですが、前日はノンアルコールビールにしています。
翌日の楽しみを増やすため。これに尽きますね!

間食など

地元のお菓子もチェックします。
スーパーやおみやげ屋さんで、興味が湧くと購入。

大福、おまんじゅう、どら焼きなど、どちらかというと和菓子系が多いです。

ういろう、かるかん、たい焼きも好きですね。

気分に応じて、昼間に食べたり、夕食の後につまんだり、翌朝の食事に足したりしています。

あとは、マラソンフィニッシュ後にお腹が空くので、着替えながら食べることもあります。

飲み物

普段はコーヒー好きですが、前日はカフェインは控えめにしています。
飲むとしても朝に1杯まででしょうか。

ノンカフェインのお茶か、お水を、なるべくこまめに少しずつ飲みます。

便秘がちな時など、多めに水分をとってスッキリしたくなるのですが、いつもよりも余分に飲んだ時は、マラソン大会中にトイレに行きたくなり、しばらく先までトイレがなく、走るとお腹が揺れてさらにしんどくなり、ものすごく焦りました。ぎりぎり間に合いました・・・。

水分をこまめに飲むのは、移動中の電車や飛行機など、空気が乾燥していて喉が乾きやすいのもありますね。
体の中に適度に水分を蓄えておくイメージです。

各地で地元の名水などが売られているので、スーパーなどで探すのもおもしろいです。

自販機で買う時は、麦茶が多いです。
ノンカフェインで飽きにくく、食事にも合うので気に入っています。

観光:歩きすぎ立ちっぱなしを避ける

観光に使う体力と脚力は、マラソンのために温存しておきたいです。

できるだけ歩かない立ちっぱなしをしないように気をつけます。

マラソン大会参加のために遠征すると、いつの間にか歩いています。
旅行先だと、普段よりも歩くことが気にならなくなるんですね。

移動だけでも結構歩くのに、観光で歩くと、さらに歩数が増えます。

歩く量の目安は?

普段から歩数計で自分が1日でどれくらい歩いているかをチェックしておくといいです。
大幅に多い場合は、それだけ脚や身体に負担がかかっている、ということですからね。

お手持ちのスマホアプリで、何らかの歩数チェックができるものがあると思いますので、確認してみてくださいね。
たとえば、iphoneでしたら「ヘルスケア」が入っていると思います。

とはいえ、もうマラソンは明日。

目安になる歩数はどれくらいでしょうか?

個人的には、最大でも1万歩までかなと思います。
実際はもっと少なくてもいいと思います。
7,000歩くらいにしたいのですが、移動もあり、なかなかそうもいかないようです。

マラソン前日は、昼間から歩数計をチェックして、歩きすぎていないか確認しながら過ごすようになりました。

以前、1万6千歩ほど歩いた翌日は、さすがに疲れが残っていたなと感じたからです。

歩かなくても疲れます

人が多い場所へ行くと、行列に並んで長時間立ちっぱなしになることもあります。
また、人混みの中でスムーズに動けないことでのストレスも感じるはずです。

前日受付がある大会は、受付やエキスポのイベントを見るためにも歩きますから、避けられない部分もありますが、普段と違う行動は意外と疲労を残しますから気をつけましょう。

コース下見:明日のマラソン完走をイメージして

観光はできればマラソン完走後のお楽しみにしておきたいのですが、もし可能でしたら、マラソンコースの下見をしておきましょう。

一部だけでも構いません。
歩いてもいいですが、歩かなくても大丈夫。

車でコース上を走ったり、応援してくれる人がいる予定の場所へ行って景色を見渡してくるだけでも十分です。

マラソン前日にコースの途中の場所へ行っても、まだ準備がされていないと静かなものですが、同じ風景を当日に走っていくと、こんなに人が多いとは!こんなに応援してくれるとは!と驚きます。

ほんの少しでも知っている場所があると、マラソン当日も「あそこまでは粘って走ろう」と励みになりますよ。

私も、初めて参加する大会のコースは必ずどこかしらへ前日のうちに行くようにしています。
「あそこまで・・・」パワーは、マラソン当日に結構大きな威力を発揮してくれますよ!

最近は、大会のホームページにコースの動画が掲載されていることも多いので、もし出かける時間がなければ、一度は見ておくことをおすすめします。

もし動画を何度も見ていたとしても、時間が許せば、実際の現地へ足を運ぶと、違う雰囲気を感じるはずです。
あ、ここ知っている!と、ちょっと得した気分になりますよ。

1箇所だけ選ぶなら、フィニッシュ地点がオススメ。

実際に行けなかったらどこか高い建物から見下ろすのもよいです。

とびっきりの笑顔でフィニッシュゲートを走りきる自分の姿をイメージして、ニヤニヤしておきましょう。

「私、よくがんばった!」と褒めてあげてもいいですね。

マラソンのラストで苦しい中、少しでも早く見覚えのある景色が見えただけでも、かなりホッとするはずです。

入浴:適度に温まる

前日の夜の入浴で、失敗したことがあります。

観光地で温泉が有名な場所だと、ついのんびりしたくなりますよね。

大浴場があるホテルに前泊した時、ゆっくりお風呂に浸かってきたら、温まりすぎて、なかなか寝付けなかったことがあります。

寝る直前よりも早めの時間に、短時間でさっと湯船に浸かればよかった、と後悔。

もちろん個人差はあると思いますが、慣れないことはすべきではなかったなぁと。
苦い思い出ですね。

ウェアと持ち物の準備を済ませておく

当日着るウェアと身につけるもの、持ち歩くものは、前日のうちに揃えましょう。

着るもの一式を、マネキンに着せるかのように、平らなところやベッドの上へ並べてみます。
帽子、手袋、靴下、下着などもです。
大会のナンバーカード(ゼッケン)も、この時につけておきます。

自分で実際に着る順番に取り出して並べていくと、忘れ物があった場合に気がつきやすいですよ。

先日は、スタート前に防寒用ではおる予定のレインコートを忘れたことに気がつきました。
さいわい前日だったので、まだ対策は取れるはず、と落ち着いて考えてみると・・・たまたま45リットルのゴミ袋が荷物の中に入っていました。

ホテルのフロントでハサミを借りて、穴を開けて、準備完了。
ホッとしました。

エネルギージェルなど、マラソン中に使う予定のものも確認します。
ウェアのポケットに入れるものは、入れてみます。
ウエストポーチをするのでしたら、全て入れてみましょう。

また、当日の荷物預けまでの間に着ていくものと、フィニッシュしてから着替えるために必要なものもチェックしましょう。

汗拭きシートやスキンケア用品、コンビニ袋のような小さなゴミ袋、着替える会場の足元が雨などでよくない場合に備えてレジャーシートもあると便利です。

携帯電話の充電器もあるとベター。
長丁場の一日、バッテリー切れになる可能性が高いからです。

もし忘れ物や足りないものがあったら、

  • 代わりになるものを探す
  • 近所のコンビニで調達する
  • 誰かに借りる、などなど
前日でしたらまだ間に合います
慌てず落ち着いて対処しましょう。

私のある友人はなんとシューズを忘れたことがあって、同じ宿に宿泊していた人から予備で持参していたシューズを貸してもらったことがあるそうですよ。

おすすめはしませんが、前日の確認があってこそのケースですね。

爪を切っておく

足の爪、伸びていませんか?

足の爪をチェックして、いつもより長いなと感じたら切っておきましょう。

爪切りは、前泊している場合、滞在先の宿のフロントで借りられることもありますので、ぜひ確認してみてください。

睡眠:眠れない時は?

眠れるに越したことはありません。
とはいってもマラソン大会の前日ですから、緊張感から眠れないこともよくあります。

私も30回以上もフルマラソンを走っていますが、前日によく眠れたと思ったことはほとんどないです。
何度も目が覚めます。

眠れない時は、とりあえず目をつぶり、体をベッドに横たえておきます。
ごろごろしても大丈夫。
スマホは見ないですが。

眠れているかどうか自体を気にしないようにしましょう。
それが難しい、というのもよくわかりますが・・・。

もちろん、翌朝起きてからも、昨夜眠れたかどうかについては忘れてしまってくださいね

おわりに:焦りは禁物。いつも通りで行こう!

ここまで、マラソン前日の過ごし方のポイントをお伝えしました。

  • 練習よりも、走りたい気持ちを盛り上げておく
  • 歩きすぎない、立ちっぱなししない
  • コース下見ができるとベター
  • 入浴の時間に気をつける
  • ウェアと持ち物の準備を済ませる
  • 爪のチェック
  • 眠れなくても気にしない
前日なので、何かあっても多くのことはまだ間に合います。

迷うことがあったら、慣れないことはしない、普段通りでいきましょう。

もしできなかったことがあっても、クヨクヨせずに、マラソン大会当日は堂々とスタートラインに並ぶ

これが最も大切なことです。

引き続き、マラソン当日の過ごし方については、こちらでご確認くださいね。

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