ハロウィンの飾りかぼちゃというと、大小さまざま。
狭い部屋でも小さいかぼちゃをちょこっと飾るくらいならできそう。
何と言っても、かわいらしい。
飾って楽しむだけでもいいのですが、せっかくならば、食べられるかぼちゃを選んで、飾った後は美味しく味わいたいですよね。
今回は、ハロウィンの飾りに使える小さなかぼちゃの種類、入手方法、超手軽な食べ方についてお伝えします。
ハロウィンかぼちゃは食べれるの?どんな味?
ハロウィンの飾りに使われるかぼちゃには、食べられるものと食べられないものがあります。
イメージはあのかぼちゃお化けのオレンジ色のでしょうか?
オレンジに限らずカラフルなのもあります。
大きなオレンジ色のかぼちゃは残念ながら食べられません。
ちなみに、ハロウィンでかぼちゃを食べる習慣、というのは特にないのです。
小さいかぼちゃで飾れて美味しいのは?
さて、ハロウィン用に飾れて、飾った後は美味しく食べられる小さいかぼちゃはあるのでしょうか?
あります。
「プッチィーニ」と「坊ちゃんかぼちゃ」です。
いずれもおもちゃかぼちゃではなく、西洋かぼちゃの一種でミニかぼちゃとも呼ばれています。
プッチィーニ
プッチィーニ(プッチーニと表記されることもあります)は、黄色っぽいオレンジ色。
ハロウィン向けの色ですね。
重さは200gから300gくらい。
手乗りサイズのミニかぼちゃです。
味は、独特の甘みがホクホク系です。
坊ちゃんかぼちゃ
坊ちゃんかぼちゃは、よく見る緑色の皮のかぼちゃのミニチュアみたいな感じ。
重さは500gくらいで、スーパーで売られている4分の1カットのかぼちゃと同じくらいです。
こちらも手のひらサイズです。
味は普通の西洋かぼちゃと同じ系統で、ホクホクして甘いです。
さらに栄養価が普通のかぼちゃよりも高く、タンパク質やベータカロテンなどが3倍以上含まれているものも。
ちなみに、坊ちゃんかぼちゃという名前の由来は、夏目漱石の小説とは関係ないです。
坊ちゃん刈りの男の子のかわいらしさから名付けられたそうです。
どう食べる?
プッチィーニと坊ちゃんかぼちゃ。
どちらもかわいらしいかぼちゃです。
普通のかぼちゃとして調理してもいいのですが、やはりこのかわいらしさを活かして丸ごと食べたいですよね。
ミニかぼちゃなだけあって、皮も普通のかぼちゃより柔らかいので、生の状態でも包丁で切りやすい。
形を活かして器にする料理としては、グラタンやプリンが定番です。
それも面倒、という方でも大丈夫。
もっと簡単な方法もあります。
■プッチーニかぼちゃのレンジで簡単アイス載せの作り方(写真付き)を見る
かぼちゃで観賞用のものは食べるとどうなる?
飾れて美味しいミニかぼちゃとしてプッチィーニと坊ちゃんかぼちゃを紹介しましたが、他のおもちゃかぼちゃは食べられるのでしょうか?
ペポかぼちゃに分類されるおもちゃかぼちゃですが、食用として栽培されたものならば、食べることはできます。
ただし、日常食べ慣れている西洋かぼちゃや日本かぼちゃに比べると、水っぽいため、美味しいとは言い難いです。
西洋では、果肉は食べず、タネだけが食べられています。
あとは、観賞用として売られているものは、食べられません。
食用ではないため、見た目重視で食用の基準を満たさない農薬などが使われている可能性があります。
食用か観賞用かを見分けるのは、簡単。
どこで売られているか?です。
雑貨屋さんにあったら観賞用ですので、食べないでくださいね。
お花屋さんやホームセンターのも食用でない可能性が高いので、必ず確認を。
ハロウィンかぼちゃはどこで売ってる?いつ買うのがいい?
プッチィーニや坊ちゃんかぼちゃは、どこで売っているのでしょうか?
スーパーにはあまり出回らないです。
八百屋さん、JAや地方の直売所、道の駅など、もし行く機会があればチェックしてくださいね。
見つけたらその場で購入されることをおすすめします。
かぼちゃは採れたてよりも、熟成させた方が美味しくなるからです。
実際、長期保存が可能で、常温で1ヶ月から2ヶ月は保存できます。
これくらい置いておいた方が、糖度が増すのです。
かぼちゃの収穫は主に夏ですが、この保存期間と熟成を兼ねて、ハロウィンの季節や冬至に美味しく食べられるようになるんですね。
9月以降にミニかぼちゃを見つけたら、ハロウィン用にぜひ入手しておきましょう。
ただ、あまり多くは出回っていないので、確実に入手するなら通販がいいです。
おわりに
ハロウィンの飾に使うかぼちゃ。
中でもお部屋の中で場所を取らないミニかぼちゃで、飾った後に美味しく食べられるプッチィーニと坊ちゃんかぼちゃを紹介しました。
見た目もかわいらしく、レンチンで簡単調理。
食欲の秋とハロウィン、両立したっていいと思います♪
お祭り気分をささやかに楽しまれてくださいね。
■プッチーニかぼちゃのレンジで簡単アイス載せの作り方(写真付き)
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