全日本大学駅伝1区のコースを走ってみた!歩道を走れるマップ付きで紹介

コース終盤の庄内川の案内板 ランニングコース・スポット

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全日本大学駅伝の1区のコースを歩道メインで走ってきました。

大会本番のように車道の真ん中を走るわけにはいかないので、現地へ行ってみて初めて気がつく歩道の有無などがとても多かったです。

歩道でなるべく本番コースに近づくコース攻略としては、かなり難しかったです(^_^;

アップダウンは橋の上り下りがメインで、ゆっくり走る分にはそこまでキツくなかったです。

今回は、実際に走ってきた様子をオリジナル地図と写真とともに紹介します。

もし徒歩やランニングで現地へ行かれる場合は、公共交通機関的にはあまり便利な場所ではないので、あらかじめ帰りの手段を検討しておいてくださいね。

徒歩・ランニング用のコースマップと難易度

こちらが2022年8月現在、徒歩ルートでたどれる全日本大学駅伝1区の地図です。

※道に対して大雑把な引き方をしている箇所もあります。ご了承くださいませ。

本番のコースと離れる箇所は、歩道がなく自動車専用道路になっている部分です。

大会ページのマップだと、アップダウンが5回ほどあるように見えますが、ゆっくり進めばそこまで急ではないなと感じました。

1区の総距離9.5km(迂回するのでおよそ10km)を全力で走ってでしたら5回も上り下りするのはしんどいですけどね。

後半は、比較的海に近いところを進むので、風があるとちょっと走りずらいかもしれません。

むしろ、迷子にならないかの方の難易度が高かったなぁと思います(笑)

コース上の歩道について

基本的に、進行方向へ向かって左側を通行しました。

駅伝本番で選手が走るのが進行方向左側だからです。

スタートからしばらくはそこそこの幅の歩道があるのでそのまま進むことができましたが、歩道橋を通過する分アップダウンはあります。

後半は、国道23号線を追いかけるのに苦労します。

自動車専用の区間もあると思えば、途中から階段を登って通れる場所もあるしで、一筋縄ではいかなかったです。

Googleマップでは歩道の有無が判別つかなくて、実際に現地でその場に立って「おぉ!ここ通れるんだ!」と驚いたことも1回ではありません。

車道の壁の外側に歩道が設けられている箇所もありました。

なお、後半は特に街灯が少ない感じでしたので、暗い時間に行くことはおすすめしません。

1区のコースを超詳しく紹介!走って分かった迷いポイント戸惑いポイント

 

スタートから千年交差点(3km弱)まで

スタートは熱田神宮西門の斜め前くらいです。

どうして「斜め前」という表現になったのかは、こちらの記事で説明していますので、よろしかったら読んでみてくださいね。

▼スタート地点の印を発見!証拠写真公開中▼
全日本大学駅伝スタート地点に行ってみた!地図と写真でアクセス紹介

広い歩道からスタートすると、四方にまたがる歩道橋がすぐ前方に見えます。

階段とスロープのある歩道橋です。

雨の時は、水溜りができる階段よりもスロープの方が歩きやすいですよ(個人差はあります)。

その先数100メートル進むと、内田橋北交差点です。
内田橋北交差点

目の前にある新堀川を渡りたいのですが、歩道橋の階段がジグザグしているのでちょっと歩かされます。

降りたら信号待ち2回のつもりで待ちます。

 

渡った先の内田橋交差点もまっすぐ進みたいのになかなか一度で通してくれなくて若干ジリジリします笑

少し進むと東海道新幹線の高架をくぐります。

ちょうど通過するところが見えたのでテンション上がりました^^

 

右手に中京病院がある「明治1」交差点を渡って、左折します。

現地では進行方向左側を通ったのですが、ここから歩道が狭くなります。

注意!!ここから道間違えやってしまいました

歩道専用っぽくてこのままいけばいいんじゃ?と思っていたら、堀川にぶつかって歩道は行き止まりに。

後々調べたら、行き止まりと見えたところで登り階段があって、高架の車道へ合流できたんですね。

公式サイトのコースマップにある高低図によると、この堀川を渡るアップダウンが、1区のコース上最大のアップダウンですね。

あぁ、なおさら自分の足で確認したかった。

道間違えに気がついたのは、名古屋高速4号東海線と立体交差している箇所に着いてからでした・・・。

Googleマップだと分かりにくい、というか見えないのですが、高速道路の下に一般道も走っています。

階段で一般道へ登ったら、立派な歩道もありました。

橋の上は下り基調で、車道と歩道がきっちり分かれているので快適に走れました。これは後ろを振り向いて撮影したもの↓
名古屋高速と並行している「きらくはし」の歩道

とはいえ、駅伝のコースではないんですけどね・・・^^;

この橋を道なりにまっすぐ降りて少し進むと、本来の駅伝コースである国道154号線と交わる交差点に出たので、左折してコースへ戻りました。

3kmすぎ〜国道23号線へ

大会の公式マップで見ると特徴的なハテナマーク「?」(←本当にこんなヤツ)のような場所があります。

国道23号線へ入る港陽インターチェンジです。

自動車専用なので、このインターへは歩行者やランナーは立ち入れません。

ちなみにかつては有料道路だったようですが、現在は無料です。

さて、歩行者やランナーのルートですが、進行方向左側にインターチェンジ入口がある交差点で、右側へ渡ります。

これまでと違って細い道に入ります。住宅地ですね。

道なりにまっすぐ進み、途中大きめの道路を渡って行くと、T字路に着くので、左折します。

正面に見える高架の道路が、駅伝コースの国道23号線です。

真下まで行くと、階段がありました!登って振り返るとこんな景色。

国道23号線へ上がる階段から振り向いてみた景色

歩道と車道は分かれているのですが、正面から車がビュンビュン走ってくるので、ちょっと怖かったです。
国道23号線築地口IC付近

中川運河(道路の左右両端は壁があるので川は見えないです)を越えると、歩道は階段で降りることになります。

実際は対面の車が怖くて横を見る余裕がなかったんですけどね。
国道23号線から降りる階段

階段を降りて地上に戻ってきたら、今まで走ってきた高架の道路をくぐって、進行方向左側へ。

右上側に国道23号線の高架を見ながら進みます。

5km過ぎ〜第1中継所

国道23号線の高架を右手に走る
このコースは多くの河川を渡ることになるのですが、次は1kmくらい先にある荒子川です。

Googleマップで徒歩ルートを検索すると、河川敷の荒子川公園の中をぐるっと迂回するように案内されますが、現地へ行ってみたら、直進する車道の外側に歩道が設置されていました!

目の前に階段が現れるので、まっすぐ登ります。

階段登って振り返ったところ。
荒子川を渡るための歩道の階段

歩道、狭いです。
国道23号線の車道の外側に歩道が設置されている
正面から人が来たら、お互いに気を遣わないとすれ違えない狭さですね。

あおなみ線を超えます。
国道23号線の歩道から見るあおなみ線の線路

登ったのと同じように直線の階段を降り、地上に戻ります。

引き続き道なりに進めますが、自動車専用の区間が多くて、なかなか駅伝コースを走らせてもらえないのがちょっと切ないです(TT)

国道23号線(名四国道)が高架から地上へ戻ってくるのが十一屋交差点あたりで、大会のコースとしてはスタートから7km地点になります。

ようやくこのあたりから進行方向左側にちょくちょく自販機を見つけることができました。それまでは気づいていないだけかもですが。

私が現地へ出かけた2022年7月には、ラーメン屋さんの軒先にもありましたよ。

その先に、進行方向右側にはファミリーマートがあるのですが、広くて中央分離帯もある国道を渡るのはちょっと無理だと思っておいた方が無難ですね。

全日本大学駅伝1区、最後の大きな橋(庄内新川橋)へ向かってまた車道が登り始めるのですが、歩道は登らずに進みます。

ここはGoogleマップでもあらかじめ確認しておいたので川は渡れると確信していたのですが、階段で橋に上がることができました。

庄内川を渡るために上る階段

左右に視界が開けるので、天気がよければこの区間で最も気持ちよく走れる箇所だと思います。
進行方向左手に庄内川を臨む

ただし、駅伝ランナーとしては、1区のラストで苦しい場面だと想像しますけどね。

橋の下りを活かしてスパートできたらかっこいいなぁ。なんて。

実際は歩道を進んでいる我々は残念ながら橋をピャーッと下ることはできず、階段で降りることになります。
庄内川を渡ったら階段で降りる

人が通った形跡が見当たらなくて、ちょっと怖かったです。

周りに照明もなさそうだったので、暗い時間帯は避けた方がいいですね。

Googleマップのルート案内だと、橋を降りた後は少し迂回させられそうでしたが、実際はそのまま道なりに進めて、再び駅伝ルートの国道23号線の歩道へ入ることができました。

 

もうまもなく第1中継所が見えるかな?と期待が膨らみます(^^)

ゆるい左カーブの先にファミリーマートがありました!

そして、その先が第1中継所のファーストカーゴ前です。
ファーストカーゴ前

中継所地点は、結構直前まで見えなかったですが、到着してから、中継地点の印を探したら、あっさり見つかりました。

▼第1中継所の様子はこちらで詳しくお伝えしています▼
全日本大学駅伝第1中継所に行ってみた!地図と写真でアクセス紹介

全日本大学駅伝1区(駅伝本番コース)の難易度

今回のコースは実際の駅伝ルートを走れた箇所が少なめなので、本番コースの難易度については正直よく分からなかったです。

アップダウンは基本的に国道23号線のものなので、極端な激坂はなかったんじゃないかなと思います。

ただし、最初に道を間違えた付近は短くて斜度がある橋なのではないかと。

3km付近からは小刻みなアップダウンの繰り返しなので、リズムが取りやすいかどうかの個人差で難易度の捉え方が変わるんじゃないかなと思いました。

歩道ルート上のコンビニ、自販機、トイレについて

今回通った歩道ルート上ですと、コンビニ、自販機、トイレは少ない印象です。

ルートから200メートルくらい離れた場所を含め、比較的近くで寄れそうなコンビニを挙げておきますね。いずれも2022年8月現在の情報です。

スタートより手前

まず、スタート地点最寄駅の神宮西駅周辺でしたら、ミニストップ神宮西駅前店(2023年駅名変更後名前変わる可能性あり)があります。

2km付近

明治1交差点から南方面(本来左折する箇所を直進)100メートルくらい先に、ファミリーマート南三条店があります。

3km付近

千年交差点から300メートルほど先、進行方向右側にファミリーマート辰巳町店があります。

ここは、すぐ先にある港明一丁目交差点の横断歩道を渡ることができるので、進行方向左側を走っていても行きやすいです。

でももう少し進めるようなら次のコンビニがおすすめです。

3km過ぎ、コース沿い最も便利な店舗はココ!

国道23号線の港陽インター手前にファミリーマート港陽一丁目店があります。

進行方向左側で今回のルートの中で最も立ち寄りやすいコンビニなので、飲み物食べ物の調達が必要な場合はぜひ寄りましょう。

5km過ぎ、寄りやすさ的にはほぼラストの店舗

国道23号線沿いへ入ってからは、少し離れますが、名四町交差点から左折し150メートルくらい先にセブン-イレブン名古屋名四町店があります。

どうしてもの時にはココがいいと思います。

第1中継所付近

最後は第1中継所直前のファミリーマート藤前店です。

幹線道路沿いだからコンビニや大型スーパーがあるかなと予想していたのですが、この区間は残念ながらそうでもなかったです。

自販機は後半にぽつぽつとあり

コース前半は道迷いもあり、気づくことができなかった自販機。

後半の23号線沿いルートになってから、ちょくちょく見つけることができました。

手持ちの飲み物と相談して、喉が乾く前に自販機を見つけたら購入しておきましょう。

歩道を辿るコース攻略としては手応えあり

「本番の駅伝コースもしくはなるべくその近くを通ること」をミッションとすると、今回の難易度は結構高いと感じました。

全日本大学駅伝1区のコース距離は9.5kmとなっていますが、今回のように歩道を利用して走ると(結構歩いたけど)、10kmオーバーになりました(このページ序盤で紹介した地図とは別です)。

結局こんな感じなんですよね。

  • 曲がる箇所が多いので迷いやすい
  • 歩道がない道路も多い
  • 行ってみないと通れるかどうか分からない場所も多い

なので、コース攻略にはかなり手こずりました。

本来、人が通るようにできているコースではないだけに、なんとか無事に辿り着けてほっとしました・・・。

だからこそ、終わってみれば楽しかった〜♪になってしまうんですけどね(笑)

おわりに

全日本大学駅伝1区のコースを追いかけて、歩道を使って走ってきたルートと様子をお届けしてきました。

長くなってしまったので地図をもう一度紹介しておきますね。

実際に現地へ向かう際の注意点としては

  • 曲がる箇所が多いので道迷いに気をつける
  • 進行方向左側にあるコンビニは2カ所のみ
  • 自販機少なめなので飲み物持参がおすすめ
  • 自動車道メインなので街灯ない箇所も。暗い時間には行かないように

大学生ランナーになった気分で、とまではいかないかも知れませんが、楽しまれてきてくださいね。

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