2023年大会で第55回を迎える青梅マラソン。
「マラソン」という名前こそ付いていますが、英語で書くと「30km & 10km Road Race」です。
第45回大会以降、リアル大会の30kmの部を全9回完走してきた青梅マラソン好きの私が、過去の体験を踏まえて、青梅マラソンについて色々と紹介した記事をここにまとめておきます。
初めて参加しようかなと思っている方にとっては、色々な情報を詰め込んでいますので、お役に立てれば幸いです。
青梅マラソンを一度でも走ったことがある方にとっては、そうだよね!と共感してもらえたら嬉しいです。
青梅マラソンのエントリー方法はみんなに優しい
※2023年大会のWEBエントリーは定員分けがなくなり、先着順受付になりました。
以下、2020年大会までのエントリー情報になります。
青梅マラソンのエントリー方法は、ちょっと工夫されています。
基本的には先着順なのですが、3日間に定員を分けて、その日の定員に達するまでを受け付ける(←2023年大会エントリーでは採用されず)という形です。
先着順申し込みのマラソン大会は、申し込み開始日と終了日を設定するのがほとんどなので、とても珍しいですね。
2020年開催の第54回大会までは、例年9月の20日前後くらいの金曜日、土曜日、日曜日の3日間、いずれも正午からでした。
この3日間があれば、どれか1日くらいは都合がつけられる人が多いはず。
こういう配慮がランナー想いで嬉しい青梅マラソンです。
▼詳しくはこちらで紹介しています▼
青梅マラソンエントリー方法!ウェブとロッピーで金土日の正午、よい日に申し込み可能です
青梅マラソンのコース攻略はじわじわ続く坂をどう対応するか
青梅マラソン30キロの部は、JR青梅線にそって、青梅街道を往復するコースです。
最も低いフィニッシュ地点から最高地点までの高低差が85.8メートル。
スタート地点はフィニッシュ地点より折り返し地点に近い場所になります。
折り返し地点へ向かって上り基調の道を進み、折り返してからは下りばかりと思いきや20km過ぎの上りが最大の難所。
30キロの距離以上に難しいコースです。
何度走ってもペース配分に悩まされるのですが、前半はとにかく抑え目に。後半直後の下りを満喫したら20キロ以降はひたすら粘ります。
大会当日は声援に後押しされて走るのが最大のコツかもしれません。
▼前半戦と後半戦で分けて紹介しています▼
青梅マラソン30kmコース攻略前半戦!スタートから15kmまでを9回完走経験を踏まえて紹介
青梅マラソン30kmコース攻略後半戦!15kmからフィニッシュまでを9回完走体験を交えて紹介
青梅マラソンのコースを試走する時のポイントは?
コース自体のことはさきほどの記事で扱っているのですが、大会本番前に試走に行ければそれに越したことはないです。
とはいえ30キロ全部を走るのも大変なので、坂が最もきつい御嶽駅からを走る、後半20キロからの軍畑の坂を走ってみる、スタートフィニッシュだけでもみておく、など、少しでもコースに馴染めるような方法を紹介しています。
また、試走に行く時に使えるコインロッカー情報も掲載しています。
▼続きはこちらからどうぞ▼
青梅マラソン30kmの走り方!試走するなら御嶽駅から往復、軍畑の坂、コインロッカー情報も紹介
青梅マラソン当日受付の混雑具合は列車次第
青梅マラソンのゼッケン(ナンバーカード)は、大会前日か当日に受付でもらいます。事前送付はないです。
ここ最近は当日受付に行っているのですが、到着時間帯によって混雑具合がだいぶ違うと感じています。
青梅マラソンの特別列車が到着する時間帯は混雑します。
30キロの部の当日受付会場である河辺小学校の最寄駅であるJR青梅線河辺駅はホームも改札口も狭いので、多少の混雑はやむをえない、というスタンスで行動しましょう。
▼時間帯ごとに詳しくはこちらで説明しています▼
青梅マラソン当日受付の混雑は?原因は入り口なので慌てず落ち着いて行動しよう
青梅マラソンの着替え更衣室と荷物置き場についての実態は?
他のマラソン大会だと更衣室は男女でそれぞれ1箇所、荷物預けも1箇所なことが多いのですが、青梅マラソンは若干特殊かもしれません。
30キロの部だと更衣室が3箇所に分かれています。
荷物預けは事前申し込みの有料預けのみで、当日は貴重品だけ100円で預けることができます。
ならば貴重品以外の荷物はどうしているの?ということで、レジャーシートで陣取りして、そこに手荷物を置いている人がほとんどです。
▼初めてのマラソン大会に参加する人だとちょっと驚くかもしれません▼
青梅マラソンの着替え更衣室と荷物置き場!当日預かりは貴重品のみ、レジャーシート持参しよう
青梅マラソンのエイドは大会公式と私設エイドの合わせ技
30キロも走るとなると給水給食は気を使います。
青梅マラソンの大会公式情報を見ると、給水所が4箇所しかなくて、不安になるかもしれません。
でも54回も開催されている大会。訳があります。
地元にものすごく根付いているので、地元の人たちが私設エイドと呼ばれる自主的な給水所や給食を用意してくれているんです。
コロナ禍で2022年以降どうなるかが心配ではありますが、青梅マラソンならではの対策をしてくれるんじゃないかなと大いに期待しています。
▼過去の様子についてはこちらからどうぞ▼
青梅マラソンのエイドは大会公式と私設エイドの充実ぶりで成り立っているので大いに利用しよう
青梅マラソン名物の給食は柚子まんじゅう
上の記事でエイドについて紹介していますが、特に20キロ手前で提供される柚子まんじゅうは美味しくておすすめです。
地元青梅で採れた梅を使って、この青梅マラソンのために作られた逸品。
小さめですが、一口で頬張ると走っている最中には苦しいです(経験者談)。分けて食べましょう。
もし気に入ったら青梅マラソンのお土産として購入することもできます。
▼柚子まんじゅうへの愛を語っています(笑)▼
青梅マラソンの給食は柚子まんじゅうがおすすめ!大会前日当日販売もあり、普段は地元のお店で購入可能
青梅マラソンでは提供されないものの、へそまんじゅうもおすすめ
青梅マラソンのコース沿いに、へそまんじゅう総本舗なるお店があります。
大会当日は太鼓の演奏で盛り上げられる場所ですが、ここのおまんじゅうもとても美味しいです。
もしコース試走に行くなら、ぜひ立ち寄って、蒸したてのあつあつを食べてみてくださいね!!
大会当日なら、JR河辺駅南口の階段を降りたところで例年お店を出しているので、お土産に買って、おうちで温めて食べてみてくださいね。
▼へそまんじゅうについて詳しくはこちら▼
青梅へそまんじゅうのお店、営業時間、値段は?青梅マラソンのお土産にもおすすめ!
青梅の地元企業のタオルは記念大会の完走賞の目玉
青梅マラソンは5の倍数の開催が記念大会になっています。
この記事を書いている2021年9月現在、次回開催が第55回の記念大会になる予定です。
その前の第50回記念大会で、フィニッシュ後にもらえたのが、地元青梅のホットマン社製のフィニッシャータオルでした。
これがパイルがしっかりしたとてもよいタオルで、当時青梅にあった明星大学の学生さんのデザインも素敵。
2021年のオンラインの記念品で再登場しているので、第55回記念大会でも期待したいです。
▼当時のタオルが結構長持ちしている件▼
青梅マラソンのタオルは地元青梅のホットマン製!完走賞か販売にて入手可能、厚手で長く使えます
おわりに
青梅マラソンについてあちこちの角度から熱く語ってきました。
暑苦しくて敬遠されそうでどきどきしていますが、地元の人たちがめちゃくちゃ歓迎してくれる大会で、本当に大好きなのです。
毎回しんどいのに走り終わると楽しかった思い出だけが残って、また青梅路を走りたい!とすっかり魅力に取り憑かれています。同じ日に開催される他の大会にも行ってみたいのですが、青梅がある限り浮気できるとは思えません(笑)
この記事を読まれた方が、少しでも情報を得られて、安心して参加できますように。
決して回し者でも大会関係者でもないのですが、青梅マラソンファンが1人でも多く増えますように!!(本気ですよー)
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