スニーカーの小指部分に穴が開く理由・原因7つを徹底調査してみた!

小指の部分に穴が開いたランニングシューズ・スニーカー 日常の小ワザ

◎本ページはプロモーションが含まれています

スニーカーの小指のあたりに穴が開く理由はいくつもあります。

  • スニーカーのサイズが足に合っていない
  • スニーカーのワイズが足に合っていない
  • アッパーの素材が粗いメッシュか柔らかい素材
  • スニーカーのつま先部分の加工による
  • 爪が長い
  • 履き方が緩すぎる
  • 小指をスニーカーにぶつけ続けている

靴店勤務の経験から、それぞれ順番に説明してきますね。

スニーカーのサイズが足に合っていない

まずは、スニーカーのサイズが足に合っていないことです。

大きすぎ、小さすぎ、両方ありえますよ。

スニーカーが大きすぎる

多くの場合は足に対してシューズが大きすぎることが原因です。

えっ?なんで?って思ったかもしれませんが、大きすぎると、スニーカーの中で足がぐらぐら動くのです。

サイズ(長さ)が大きすぎると、スニーカーの中で足が踵側からつま先側へ動きまくります。

前へ滑る動きが強いほど、小指部分に圧力がかかってスニーカーが破けやすくなるのです。

一撃で破けることはないでしょうけど、足がシューズにぶつかったダメージは蓄積されるので、やがて穴が開いてしまうのです。

それにしても、他の指ではなくてどうして小指かというと、立ち方歩き方が関係しています。

歩く時の足裏の重心移動でよくあるのはこんな感じ。

  • 踵の外側から着地
  • 小指側へ外に倒れて
  • 小指側から親指側へグインと倒れる
  • 親指のあたりへ抜ける

なので、基本的にはシューズの小指側に多少ダメージがあることはやむをえないのですが、穴まで開くというのは、グラつきが大きすぎるかシューズが寿命かですね。

スニーカーが小さすぎる

子どもの場合は、足はどんどん成長するので靴が小さすぎる可能性もあります。

スニーカーが大きすぎなければ、足が靴の中で動かないからグラつきでのダメージはないはずです。

でも今度は常に窮屈に小指がスニーカーにぶつかりっぱなしになるくらい窮屈なこともあります。

どんどん足が育っていく最中の子どもならありえますが、大人でサイズ(長さ)が小さい靴を履く人は、靴店勤務の経験上は、ほぼお会いしたことがありません。

スニーカーのワイズが足に合っていない

長さの次は横幅です。

横幅(ワイズ)が大きいと、ぶかぶかします。

ウエストが緩すぎるスカートやパンツでは、ずり落ちますよね笑

それと同じで、足が靴の中でガンガンに動いてしまいます。

スニーカーの中で足が左右に動いたら、それだけで小指がスニーカーを直撃しますよね。

先程の長さが合わない場合と同じく、ぶつかる回数が増えてやがて穴が開くことになります。

アッパーの素材が粗いメッシュか柔らかい素材

小指がスニーカーの中でぶつかることが全くない、ということはほぼないと分かったところで、次は穴が開きやすいスニーカーの特徴を挙げます。

まずは、アッパーの素材ですね。

目が粗いメッシュ素材や、柔らかくて薄い素材は破けやすいです。

特に目が粗いと、小指の爪が刺さりやすく、穴が開きやすくなってしまいます。

ただし、足のムレが気になって通気性を考えると、メッシュ素材は捨てがたいんですよね。

ならば、もう一つの特徴をみてみましょう。

スニーカーのつま先部分の加工による

シューズのモデルによっては、つま先部分に切り替えがあります。

ランニングシューズだと、見た目で分かる切り替えではなくても補強してあるものも。

これが小指の部分をカバーしてくれると穴が開きにくいです。

ただし、つま先の切り替え部分がちょうど小指の当たる箇所だと、破けやすくなってしまうこともあります。

切り替え部分で破けると、こうなります↓

シューズの小指の穴、拡大

ちなみにこれは私のランニングシューズですが、1年で2000kmは走っていて、ソールも減っているので小指の穴だけでなくシューズ自体が寿命を迎えていました。

小指に穴が開いたシューズの底も擦れている

ここまで履けば本望かな、です。

爪が長い

とても単純なことで忘れがちなのが、足指の爪が長いということ。

爪が長いと単純にスニーカーに刺さりやすくなります。

伸ばしすぎないように時々切ってあげてくださいね。

履き方が緩すぎる

スニーカーが大きすぎるかもしくは窮屈でわざとなのかもですが、ゆるゆる状態で靴を履いて歩くと、小指に負担がかかります。

シューズが脱げないように、無意識に小指に引っ掛けて歩くからです。

スリッパなんか履いている時は特に、脱げないように必死になっているはずです。

スニーカーの紐通し穴をわざと1つか2つ通さずに履くのもルーズ感の演出のためにはいいのですが、ずーっと同じ履き方をしていると小指から穴が開く原因になりかねないですよ。

ある程度距離を歩くときは、フィット感優先で靴紐はしっかり足に沿わせて締めることをおすすめします。

小指をスニーカーにぶつけ続けている

ここまでさまざまな小指部分に穴が開く原因をお伝えしていますが、あえてぶつけている原因をもう1つお話ししますね。

それは、足の指が地面(シューズのインソール)に触れていないくて宙に浮いたままということ。

浮きっぱなしの指の人の多くは、指の関節が曲がりっぱなしだったりします。

その曲がった部分を歩くたびにスニーカーに打ち付けているのです。

小指の関節にタコがある人や、スニーカーの小指部分でも上の方に穴が開く人は、これが原因の可能性が高いですね。

ではなんで指が曲がりっぱなしかというと、シューズが大きすぎるから、でこの記事の最初の理由に戻ってしまいます。

おわりに

スニーカーの小指のあたりに穴が開く理由、原因をお伝えしてきました。

  • スニーカーのサイズが足に合っていない
  • スニーカーのワイズが足に合っていない
  • アッパーの素材が粗いメッシュか柔らかい素材
  • スニーカーのつま先部分の加工による
  • 爪が長い
  • 履き方が緩すぎる
  • 小指をスニーカーにぶつけ続けている

根本の原因は、シューズが足に対して大きすぎて、脱げないようにするために踏ん張ったり小指で引っ掛けたりするということ。

これに尽きますね。

原因を知ったら次は対策ですね。

改めてお伝えしますのでお楽しみに!

スポンサーリンク