ランニングは何歳から始めても10年は記録が伸びる。と聞いたことがあります。
それこそ10年以上前に聞いたのかもしれませんが、今でも的を得ているなぁと感じています。
人間は加齢とともに放っておけば心身衰えていくようにはなっていますが、ランニングを始めてから10年間も自分が成長し続けられるなんて、想像したらワクワクしてきます。
まだ10年続けていない人は、まだまだ伸びしろがある!と思えるのではないでしょうか。
今回は、この10年説の根拠になりえることを調べてみたので紹介しますね。私自身もフルマラソンの自己ベストはランニングを始めてから10年後くらいの記録です。
読めば走るモチベーションアップになること請け合いですよ。
ランニングタイムが伸びないのは年齢のせいとは限らない
「ランニングは何歳から始めても10年は記録が伸びる」という説。
おそらくランニング雑誌「ランナーズ」の過去記事のどこかで目にしたのだと思います。出典わからずすみません。
これはものすごいインパクトがありました!
比べるのは他人でもなく世間でもなく、自分そのもの。
しかも何歳からって、、、いくらなんでも限度がありな気がしますが、30代なんて当たり前と言えそうです。
実際本当だと思います。
年齢を重ねて工夫するからランニングはおもしろい
いわゆる運動神経がないタイプの私がジョギング・ランニングを始めたのは30代前半ですが、フルマラソンの自己ベストタイムはそれから約10年後に出したものです。
10年かけてゆっくりやっているとも言えますが、ランニングのおもしろい点の一つは、工夫しがいがあるということです。
身体の若さだけではスピードも長距離走れるスタミナも賄えないんですよね。
過去の練習記録を見返すと、確かに若かりし頃の方が練習ペースは早いです。
現在の方が練習のペースは遅いのに、フルマラソンのような長距離を完走するとなると、経験とコツをつかんでくるのだと思います。
これは、特に40キロ走らないといけない話でもなくて、自分なりのペース配分を掴むという意味です。
たとえば、初めてジョギングをすると、ほとんどの人はペースが早過ぎて息切れしてしまいます。そしてもう自分は走れない、、、と勘違いしてしまいがち。
でもここで諦めないで、2回目は、前回息切れしたからもう少しゆっくり走ろう、と決めてかかれば、同じ時間でより楽に走れるわけです。
この繰り返しで少しづつ走れる時間や距離が伸びてくるのがランニングのおもしろさ。
私の知り合いには、これまで特別運動はしてこなかったのに60歳からランニングを始めて記録が伸び続けて、ピークが60代後半だった人もいます。
この場合は、10年には足りていないですが、60歳から進化できるなんて嬉しいことですよねー!
つい最近もランニング雑誌で興味深い特集を見つけましたよ。
60代・70代でランニングの自己ベストを更新している人がいる!
月刊ランナーズ2021年8月号には「夢を抱いて加齢に克つ!」という特集が組まれています。
60代70代で行き詰まったランナーが、練習の仕方を工夫してそこから記録をさらに伸ばしていったエピソードが掲載されているのです。
読んで驚きました・・・。
年齢を重ねると無理しない方がいい、と考えるのが一般的だと思いますが、特集に登場する方々は、これまでしてこなかった練習方法を取り入れて記録の伸び悩みを打破していくのです。
さすがにちょっと半端ない方々なので、そっくりそのまま真似するわけにはいきませんが、年齢を言い訳にしないところは見習いたいなと思いました。
慣れた練習や同じペースで走るのは比較的楽だし快適です。
怪我せずランニングを続けるだけでも素晴らしいことで、十分記録は伸びるはず。
それでも、、、と伸び悩みを感じているようでしたら、これまでしたことがない練習方法を取り入れるとよさそうです。
年配の方々でもスピード練習を取り入れたり筋トレしたりするそうですよ。
おわりに
ランニングを始めたら10年は記録が伸びる説は有力だと思います。
何歳から始めるかもあまり関係なさそうです。
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- 信じたもの勝ち
- 年齢を重ねた知恵を駆使する
- 練習方法を変えるか工夫する
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ランニングをしている自分に言い聞かせるもよしですが、ランニングに虚みはあるけれどキツそう・・・と思っている知り合いがいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。
ランニング仲間が増えたらさらに嬉しいし、走るモチベーションもアップすることと思います。
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