面接の日が間近にせまると、緊張しますよね。
その気持ち、わかります!
話す内容や作法などで、頭の中がいっぱいっぱいになりますよね。
見た目が大事という意味では、お辞儀もその一つ。
面接の最初と最後に必ずするのが、お辞儀を含めた挨拶。
たとえ話すことがうまくいかなかったとしても、最後には少しでもよりよい印象で終えたいですよね。
猫背だからお辞儀がバシッと決まらない、と思っていませんか?
今回は、面接直前でも30秒でマスターできる綺麗なお辞儀の仕方をお伝えしますね。
面接のお辞儀の仕方、きれいにできますか?
実際に綺麗な姿勢でお辞儀ができている人って、一部の接客のプロを除くと、実は少ないですよね。
お辞儀の仕方は、家庭のしつけだという人もいますし、学校の模擬面接で習う人もいますし、全く習う機会がなかった人もいると思います。
誰かから、お辞儀の仕方がよくない、と指摘を受けたけれど、どう直せばいいのかわからない。
猫背だとか、首だけ前へ出るとか、顎突き出しているとか。
色々言われて余計混乱していませんか?
とはいえ、今さらお辞儀の仕方なんて人に聞きにくい・・・。
マナー的な内容で検索すれば、どんな角度でお辞儀するか、手をどう添えるか、などの情報は豊富です。
実際にお辞儀をする動作が確認できる動画を見ることもできるでしょう。
でも、いざ自分でしようとすると、どうにもカッコ悪い。
いまいちコツがつかめない。
そんな方のために、この記事を書いています。
美しいお辞儀ができる人は少ないので、今ここで身につければ人と差がつけられます。
そして、お辞儀の仕方に不安がなくなれば、肝心な面接の内容に集中できますよ!
お辞儀は猫背だからできないの?
お辞儀の姿勢をすると、腰が痛くなる人もいるかと思います。
これ、どうしてだと思いますか?
答えは、簡単(何か疾患がある方は除きます)。
猫背状態を自ら作り出しているからです。
では、猫背の人はお辞儀はうまくできないのでしょうか?
いいえ。
立っている時や座っている時と、お辞儀している状態とは、別物なのです。
猫背だと自覚のある方も、安心してくださいね。
今からお伝えするたった一つのポイントを意識するだけで、お辞儀の仕方がガラッと変わりますよ。
お辞儀練習のコツ!今日これからの面接にも間に合うよ
さて、お辞儀のコツをお伝えします。
ポイントはたった一つ。
「脚の付け根から曲げる」です。
脚の付け根部分とは、この図の点線部分のことですね。
それだけで理解できるならとっくにしているよ!と言われそうですので、具体的な練習方法を紹介します。
*お辞儀の仕方 練習方法
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- 普通に直立します。
- 脚の付け根(股関節)に、両手を当てます。右手は右脚の付け根に、左手は左脚の付け根です。
この時の両手は手の平を上に向け、小指の側面を脚の付け根にピタッとくっつけます。
正面から見ると、こんな感じです。
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- 両手の平を、脚の付け根に軽く押し込んで、付け根から上半身をパタンと折り曲げるように倒します。
同時にお尻を少し後ろへ突き出すイメージで引きます。
お辞儀の動作は、頭を相手の人側に差し出すようなイメージがあるかもしれませんが、この方法だとむしろ、「後ろへ引く」感じになります。
腹筋の力は不要です。
もし腰やお腹に力が入っていると思ったら、まだ猫背状態になっています。
本来曲げるべき関節をきちんと曲げれば、負担はかからないからです。
お腹と背中は表裏一体。
片方に力が入ると反対側にも力が入ってしまいがちです。
お辞儀する時は、お腹はだらーんと脱力してみてくださいね。
お辞儀した状態で自分のお腹をちょこっとのぞいた時に、横にシワが入っていたら、お腹に力が入っています。
これ、痩せているか太っているかには全く関係ないんですよ。
シワがなくなるのを目指してみてくださいね。
手の平で脚の付け根を押しながら、後ろへ引くイメージ。
あくまで「イメージ」なので極端な図ですが、意識としてはこれくらい後ろへ引く感じだと思ってもいいでしょう。
脚の付け根から曲げる感覚を、しっかり掴んでくださいね。
感覚がつかめたら、両手を離して行なってみてください。
両手は軽く太もも横に添えるか、女性でしたら自然に前で両手の平を重ねてもいいですね。
1人で練習している場合、見た目でできているかどうかをチェックするには、姿見などの鏡の前で行いましょう。
鏡に正対するのではなく、横向きで立ちます。
左右はどちらでも構いませんが、鏡よりも少し後ろ側に立ちます。
直立姿勢の時は、鏡には映らない状態です。
そして、お辞儀をしたらそのまま首を鏡方面へ向けて、姿勢を確認してみてくださいね。
想像よりも簡単で、あっけにとられたのではないでしょうか?
まとめ
猫背さんでも超簡単にできる、綺麗なお辞儀の仕方を紹介しました。
いくつもある人生の節目になる面接を、リラックスして迎えられますように。
お辞儀の姿勢に自信を持って、いってらっしゃい!
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