浜松の観光名所のひとつ、浜松城。
お城好きではないけれど、名所だから出かけてみようかな?と。
そんな方向けに選んだお気軽浜松城見学のポイントについて紹介しますね。
浜松城天守閣の入場について
入場料
大人(高校生以上)200円 中学生以下無料
営業時間
午前8:30〜午後4:30(入場は10分前まで)
休館日
12月29日・30日・31日
他、気象状況や天守閣内外に被害が発生した時などは閉城の場合あり
浜松城の見どころ 歴史に詳しくなくても楽しめるポイント5つ
特にお城めぐりが好きというわけではないけれど、浜松の観光名所として浜松城へ行ってみようかな、と思っている方へ。
これだけ知っておくと現地で得した気分になれる見どころを、紹介しますね。
石垣
浜津城の石垣は、野面積み(のづらづみ)とよばれる種類のもので、建築当時のものが今も残っています。
野面積みとは、自然にある石をほとんど加工せずに、積み上げて作った石垣のことです。
ただ、それだけだと不揃いな石と石の間に隙間ができてしまいます。
お城の石垣に隙間があると困ることは2つ。
ひとつは、不安定で崩れやすいということ。
もう一つは、お城を守る石垣に隙間があると足場になってしまい、敵が石垣を登りやすくなってしまうため。
この隙間を埋めるために、石垣の内側には、栗石という小さな石が埋めてあります。
実際に見ると、こんな不揃いな石の積み重ねで、よく400年も保っているなぁと感心してしまいます。
それだけ頑丈ということですね。
お城見学というと「天守閣」のイメージが先行しがちですが、近年に建て替えらものも多いです。
「当時」のものが見られるという意味で、浜松城の石垣は時を超えた存在。
ちょっとワクワクしますね。
そして、もし時間があれば、浜松城の石垣から、ハート形の石があるので探してみてくださいな。
人によってハート形に見えるかどうか、というのもありますが(笑)、有名なのは2つが上下に並んでいるもの。
下の大きな石が右斜めに傾いたハート形、その上にほぼまっすぐな小さい石のハート形があります。
こんな感じです。
特に若いカップルなどが探すので、人が多い時だとすぐに見つかるかもしれません。
徳川家康像がリアルすぎる
ここからは、天守閣内での楽しみ方です。
浜松城の1階に、30歳頃の徳川家康をイメージした3Dの等身大像が展示されているんですが、めちゃくちゃリアルでびっくり!
なんと、世界的特殊メイクの専門家「JIRO」さんが手がけているんですね。
しかも、若き日の肖像画などをもとにしているのではなく、老年の姿の資料から、家康が浜松城にいた頃の姿を研究により割り出しているそう。
どうして30歳くらいの家康なのかというと、彼が29歳から17年間、浜松城を拠点にしていたからです。
現代人よりは身長低いなぁ、今にも動き出しそうだなぁ、夜だったら肝試しかも??というくらいの、すさまじい迫力。
私は手と足の大きさや指の形が気になって、思わずじーっと見てしまいました(笑)
なお、この手の資料は撮影禁止のところも多いですが、この家康の等身大像は撮影可能です。
ただ、家康さんはガラスケースの中にいらっしゃるので、照明が反射してしまい、なかなかうまく撮れないですね。
写真撮影よりも、実物をじっくり見てきてくださいね。
出世城のおすそわけ
浜松城は、「出世城」と呼ばれることがあります。
歴代の城主の多くが江戸幕府の要職に就いたからです。
これにちなんだ浜松城グッズやお土産が、天守閣入口の売店で販売されています。
ご利益あるかもしれませんね。
最上階からの眺め
天守閣といえば、最上階からの眺めですよね。
浜松城の最上階は3階。
そこまで高くはないですが、東西南北、4方向からの景色を見ることができます。
天気が良いと富士山もくっきり見えるそうですよ。
私が登った時は曇天、むしろ小雨だったので空はどんよりしていました。
こちらは浜松駅付近の高い建物が見えます。
井戸
最後に、浜松城の天守閣には、地下があります。
天井が低いのと、階段を降りると足元にもわかりづらい段差があるので気をつけてくださいね。
地下には井戸があります。
この井戸の水は、籠城の際の貴重な飲料水だったと言われています。
きっと家康も飲んでいたのでしょうね。
井戸の直径1.3mもあるので、人が入れそうな気がしませんか?
抜け穴だったかどうかは定かではありませんが、ちょっと想像してしまいました。
お城は土足で見学できる?
お城の見学をするにあたって、靴の脱ぎ履きが面倒だと思ったことはありませんか?
靴を脱ぐのが面倒なのはともかく、スリッパで歩くのはしんどいですよね。
その点、浜松城の天守閣は安心です。
土足のまま見学するようになっています。
とはいえ、天守閣内の階段は急なので、歩きやすいとは言い難いです。
上り下りはゆっくりと慎重に。
造りは、地上3階地下1階。
コンパクトな天守閣ですが、履き慣れた靴で出かけられることをおすすめします。
おわりに:所要時間は?
浜松城の見どころとして知っておくといいことと、天守閣見学の注意点についてお伝えしてきました。
他に、鎧や城下町のジオラマなどもありますが、今回紹介した観光ポイントだけなら30分くらいで回ることができます。
短時間でも楽しめますので、ぜひ行ってみてくださいね。
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