なんとか走る時間を確保したい!
平日に走る時間を作りたい。
そんな方におすすめなのが通勤ラン。ただ、いざ始めるとなると、準備が大変で挫折していませんか?
女性ならではの悩みもありますよね。
通勤ランを始めるために必要なあれこれ。
まずは、行きと帰り、どちらを走りましょうか?というところからです。
通勤ランは断然「帰宅ラン」がオススメ!メリットは?
通勤の行きと帰り、どちらかを走るのでしたら、断然帰宅ランがオススメです。
メリットをあげてみましょう。
気分的にハードルが低い
この記事を読んでいる方にとって、朝から走って職場へ行き、それから仕事、というのはハードルが高いのだと思います。走った後は心身ともに休みたいですものね。
通勤の帰りでしたら、あとはもう「帰るだけ」。
自分の家へ帰る、というはっきりした目的があるので、必ずしも自宅まででなくとも目標の場所まで走りきりやすいですよ。
時間的制約がほとんどない
通勤の往路の場合、職場の始業時間など時間の制約があります。○時までに到着しないと、というプレッシャーがあると、しんどいですよね。
帰宅ランでしたら、職場に遅刻するかも、という心配はないため、自分ペースで走ることができます。
帰宅後にゆっくり入浴できる
職場にシャワー施設があるのならいいのですが、そういう方はごく少数だと思います。
ランニングでかいた汗は、自宅のシャワーで流すのがいちばん。湯船にもつかることができて、ラン後の疲労回復にも効果的です。
仕事後にリフレッシュできる
仕事した後に走るなんて余計疲れそう・・・と思っていませんか?
デスクワークや立ちっぱなしのお仕事の方は、軽く走ることで脚のむくみがスッキリしますよ。
体を動かすお仕事の方でも、体の使い方が違うため、無理ない範囲で帰宅ランを取り入れる価値はあります。
いずれにしても、仕事の後の帰宅ランは、頭の中のスイッチを切り替えることができ、気分転換になります。
通勤ランを帰宅ランにするデメリットは?
ただし、ライフスタイルによっては通勤の復路を走ることが難しい場合もあるでしょう。帰宅ランのデメリットは、「注意点」とも言い換えることができます。
遅い時間帯の安全面・暗い
特に女性の場合気をつけたいのは安全面。
帰宅ランはほとんどの場合、夜暗くなってからのスタートになります。
ルートの選び方にもよりますが、暗い道を走ることには慣れていない方もいるでしょう。
明るい時間帯に走るのと暗い時間帯に走るのとでは、同じ風景も違ってみえます。
人通りが少ないルートはできるだけ避けたいですが、大通りであっても不安な部分はあると思います。
仕事後でかえって疲れている
メリットとしてお伝えしたことと逆になりますが、お仕事内容によっては、「これから走るのー?」というくらいの疲労度がある方もいらっしゃるでしょう。
心身ともに極端に疲れているなと感じている時は、帰宅ランはオススメできないです。走る時に集中力が不足しすぎると、ケガや事故につながる可能性があるからです。
夕食のタイミングに悩む
ランのスタート時間や距離にもよりますが、帰宅ランの日は、夕食のタイミングをどうすればいいのか迷う方もいらっしゃると思います。
お腹が空きそうなら、簡単な食べ物を持って走りましょう。もしくは途中のコンビニなどで調達を兼ねて休憩ポイントとする方法もあります。
自宅にご褒美メニューを準備しておいて、ラン後の楽しみにするのもいいですね。
通勤ラン、出勤ランならこれを気をつけよう
通勤ランなら行きよりも帰りを勧めていますが、それでも出勤ランを選ぶ場合に気をつけたほうがいいことを紹介します。
通勤ラッシュを避けられる
朝から通勤の往路を走る最大のメリットは、通勤ラッシュを避けられることだと思います。颯爽と走る心地よさを味わってくださいね。
シャワー・汗拭きが大変
職場にシャワー施設がない場合は、更衣室やトイレで着替えることになると思います。
汗拭きシート必須ですね。
そして頭にかいた汗をどうするか、ヘアスタイルをどうするか、が課題です。水を使わないドライシャンプーなど、検討してみてくださいね。
出勤時間に間に合うように
通勤ラン中に何が起こるかわかりません。
信号待ちが長かったりすることもあります。始業時刻に間に合うように、十分余裕を持ってスタートしてくださいね。
着替え・靴はあらかじめ用意しておく
職場にロッカーや荷物置き場はありますか?
通勤ランの荷物を少しでも減らすためには、前日のうちから着替えを職場に置いておくなどの対策が必要です。
おわりに:通勤ランは災害時への備えにもなります
通勤ランは、行きか帰りかに関係なく、自分の通勤ルート確認に大変役立ちます。
公共交通機関が止まってしまったり、自家用車が使えない時、歩いて家に帰るルートを知っていますか?
地図上でなんとなく把握していても、実際に一度自分の足で移動しておけば、万が一の時でも不安の度合いが軽減されます。筆者は東日本大震災の前日、たまたま通勤ルートの一部を走っていました。その翌日、まさか30kmも歩いて帰宅することになるとは想像だにしていませんでしたが、見覚えのある道だ、なんとかなる、と思えただけ気分的に救われました。
もしかすると、これが通勤ランの最大のメリットかもしれませんね。
さて、通勤ランを始めるための準備については、こちらで色々書いていますのでチェックしてみてくださいね。
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