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ナイロンのバッグは洗濯できる?石鹸で洗ったら色落ちする?

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ポーターのナイロンショルダーバッグ

長年愛用しているナイロンのバッグ。

シミ汚れは見当たらないけれど、雨の日も風の日も、暑くても雪が降っても持ち歩いているのだから、きっと汚れがたまっているはず。

わざわざ洗濯のために道具を増やすことなく、お風呂に入るついでに洗濯できないかな?と思い、試してみました。
そして中性洗剤ではなく、固形石鹸を使って洗ったらどうなったかを、お伝えします。

目次

ナイロンバッグと準備するもの

今回洗ったのは、こちら。

ポーターのナイロンショルダーバッグ

ポーターのショルダーバッグで、ナイロン製。
革やコットンなどの異素材の付属品はなし。
ボタンやファスナーは金属ですが、取り外しできる部品もなし。
洗濯表示もありません。

準備するものは

[aside type=”boader”]

  • 一般的な浴用石鹸(固形石鹸)
  • 泡立てネット(洗顔ネット)
  • 洗面器(なくてもよいが、あった方が節水できる)
  • 水気を切るためのタオル
  • 乾かす時に使うハンガー

[/aside]

たったこれだけです。
普段から使用しているものなので、バッグ洗濯用に追加したものはなし。

我が家の浴用石鹸と泡立てネットはこちら。

泡立てネットとベビー石鹸

ベビーソープと無印良品のネットです。破けているのでそろそろ買い換えましょうか。

特にブランドは気にしなくて大丈夫です。
ネットの大きさは使いやすいもので。
洗顔用くらいの大きさは、小回りが利きます。

石鹸でナイロンバッグを洗ってみた!体験談

では、お洗濯開始。

実際に入浴ついでに行ったので、ほとんど写真がないのはご愛嬌で(笑)

バッグのボタンは外し、ファスナーは開いておきます。

ぬるま湯でバッグを濡らします。
多少はみ出しますが洗面器に入れて濡らせば、シャワーのみよりも節水できます。

ナイロンは撥水する性質があるので、撥水の加工がしていないものでもすぐには濡れないです。
今回はバッグ全体をしっかり濡らしました。

濡らしたナイロンバッグは、洗面器から取り出しましょう。

次に、固形石鹸を泡立てます。
濡らした泡立てネットで石鹸を軽くなでて石鹸成分を絡め取っていきます。

泡立てネットを少し揉むと泡がぐんぐん。

泡が出てきたネットでバッグを軽くシャカシャカとなじませていきます。
こするとバッグの布地が傷むので、軽く扱ってくださいね。

泡が減ったら足す、の繰り返し。
面倒になってきたので、石鹸をくるんだネットごと行ってしまいましたが。

バッグの外側、外側にあるポケットの中、ショルダーベルトをひと通り泡でくるんだら、内側も洗います。

内側は、バッグを裏返した方が洗いやすいです。
内側もポケットを含めてシャカシャカ泡立てていきます。

そんなに石鹸を付けてしまって大丈夫だろうか?と思うかもしれませんね。
大丈夫です。

石鹸を使った理由のひとつは、すすぎが簡単だから。

すすぎは、バッグを濡らした時の洗面器のぬるま湯に浸してジャブジャブ。

残りは、シャワーでざっと落とします。

まずは、内側。ポケットの中も忘れずに。
内側の泡が落ちたら、バッグをひっくり返して外側とショルダー部分。

ぬるぬる感がないので、さっと流せますよ。

すすぎが終わったら、乾かします。
脱水機にはかけずに、バスタオルで挟んで水気を取ります。
無理のない範囲で。
ポタポタしてこないとこまでは頑張りましょう。

脱水機を使わないのは、傷みや型崩れを起こしそうなことはしない、ということで。

拭き取れるところまで水気が取れたら、干します。
今回は角ハンガーを使いました。
リュックなら、普通の上着を干すハンガーでもいいですね。

このバッグは外側よりも内側の方がポケットの数が多いので、より早く乾くことを期待し、ひっくり返して干しました。
バッグの内側に、洗濯バサミを挟むのにちょうどよい部分があったので、型崩れも気にしなくてよさそう。

バッグを角ハンガーで干す

乾いたら、できあがり。

今回のポーターのナイロンバッグは、表面が黒で目立つシミ汚れがないため、表面上は洗濯の効果が見えないのですが、すすいだ時に、小さな葉っぱのようなゴミが出てきました。
こんなものが入っていたとは・・・。

そして、石鹸のよい香りがほんのりします。
スッキリしました。

なぜ石鹸? 中性洗剤との違い、メリットデメリットは

家にあるもので入浴のついでに、という条件でナイロンバッグの洗濯をしてみました。

一般的に、洗濯物でデリケートな素材などを洗う時は、中性洗剤を使うように言われています。
ところが、固形石鹸は弱アルカリ性です。

中性ではない石鹸だと何か問題があるのか?を知りたくての実験でもありました。

中性洗剤と弱アルカリ性洗剤の違いのひとつは、洗浄力の強さ。
弱アルカリ性の方が強いのです。

では洗浄力が強いことは悪いことなのでしょうか?
使い方次第です。

洗浄力が強い分、使う量は少なくて済む、という側面があります。
しかも今回は液体ではなく固形の石鹸を使い、しかも泡立てネットで泡立てたので、液体洗剤よりもかなり少ない量で洗えたと思います。

そして石鹸のよいところは、すすぎの早さ。
結局どんな洗剤を使っても、すすぎをしっかりしないと何らかの成分が洗濯物に残ります。

すすぎの早さと手頃であることは、石鹸で洗濯することのメリットですね。

では、弱アルカリ性洗剤を使うデメリットは?

今回のナイロンバッグはさいわい大丈夫でしたが、色落ちの可能性はあります。

その後調子に乗って(笑)グレゴリーの登山用リュックも洗ってみましたが、若干色落ちしたような気がします。
といっても単独で洗っているので、他の何かに色移りするようなことはありませんでしたよ。

石鹸で洗濯するならここを気をつけよう

この記事を読んで、石鹸でナイロンバッグやザックを洗ってみようと思った方へ、いくつか注意点をお伝えしますね。

まず、洗濯表示があって、明らかに水洗い禁止の場合は、やめておきましょう。

色落ちが気になる場合は、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。
バッグの端っこなど目立たない場所で、水と石鹸で、濡らしてみてください。

もし取り外しできる部品があるようでしたら、外しておいてくださいね。
革など水に濡らさない方がよいものは、洗わずに。
取り外して洗える部品は一緒に洗っていきます。

目立つシミ汚れがある場合は、洗う時に歯ブラシを用意しておきます。
石鹸の泡を利用して、生地を傷めないように歯ブラシで軽くこすってみてください。

そして、あくまで自己責任での取り扱いをお願いしますね。

おわりに

お風呂に入るついでに石鹸でナイロンバッグを洗濯してみました。

雨や砂ぼこり、暑い時期なら汗など、自然につく汚れを落としてスッキリできます。

身近に活躍してるバッグ、洗ってあげてくださいね。

傘も洗濯してみた、はこちらへ。

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