箱根駅伝の給水係は誰でもできるのかを調べてみました。
女子でもできるのか、給水ボトルの中身、給水ポイントの場所といった箱根駅伝の給水ルールについてもご紹介します。
箱根駅伝の給水係は誰でもできる?女子は?飛び入り可能?回数制限は?
箱根駅伝の給水係(給水員)は、ざっくりいうと誰でも可能、と捉えることができます。
もちろん条件はあります。
関東学連の箱根駅伝の給水要領によると
- 各チームの部員、もしくは各チームが許可した大学関係者
- 運営管理車に乗車している人が下車しての給水は不可
が、給水係(給水員)の条件です。
これによれば、「許可された人」なら給水係を担当することができますね。
性別の制限もないため、女子でも可能です。
ただし、性別に関係なく箱根駅伝のランナーは時速20km前後(自転車くらい)で走っているので、このスピードに余裕を持って対応しないとですね。
2020年大会では、早稲田大学の9区新迫志希選手へ、女子400mハードルの小山佳奈選手が給水を渡しています。
(参照:4years.)
ところで、チーム内で調整しようが当日飛び入りでの給水係は残念ながらできません。
「給水員名簿」なるものを12月29日の区間エントリーの時に提出する必要があるからです。
ということは、区間エントリー10名を各大学が決めた時点で、各区間の走者に合う給水員も同時に決めているんですね。
なお回数制限は特に明記されていないため、往路と復路両方で同一人物が給水係を担当することはできます。
選手と違って、毎年給水係を務めることも可能です。
また、給水場所1箇所につき給水係は1名のみで、現地で渡されるビブスを着用しなければなりません。
箱根駅伝の給水は2種類!給水ボトルの中身は何?
箱根駅伝で使われる給水の飲み物は2種類。水とスポーツドリンクです。
主催者である関東学連が用意したもののみが使えます。
水かスポーツドリンクのどちらかが識別できるように、ボトルが色分けもしくはラベルがついています。
中身はスポンサーのドリンクでしょうか・・・。
走っている選手は手渡された水とスポーツドリンクのうちの片方もしくは両方を飲んでよいことになっています。
ただし、給水係が選手と並走できるのは50m以内なので、その間に飲める量だけ、となりますね。
使用後のボトルは各チームの人(給水係とは限らない)が回収します。
箱根駅伝の給水ポイントはどこ?
箱根駅伝の給水ポイントは、基本的には1区間あたり2箇所です。
区間 | 給水ポイント① 10km付近 | 給水ポイント② 15km付近 |
1区 | なし | なし |
2区 | 浜松町交差点 | 市児童公園入口交差点 |
3区 | 湘南建設株式会社前 | サザンビーチ交差点 |
4区 | 町屋バス停前 | 連歌橋交差点 |
5区 | 大平台駅前(7.1km 地点) | 箱根ドールハウス美術館前(15.8km 地点) |
6区 | なし | なし |
7区 | 前川バス停前 | 槇ノ木交差点 |
8区 | 常盤町交差点 | 南仲通交差点 |
9区 | 東伸橋交差点 | 横浜駅東口 WC 前(14.4km 地点) |
10区 | 南大井歩道橋 | 泉岳寺交差点 |
10km付近と15km付近が基本で、5区と9区は位置が多少前後しています。
交差点付近が多いですね。
なお、1区と6区は給水はありません。
6区は急坂を下るので手渡しするのが大変そうですけど、1区はなくても大丈夫なのかな・・・と思ってしまいます。
1区はランナーが多すぎて渡すのが大変だからやむを得ず給水なしなのかもしれませんね。
まとめ
箱根駅伝の給水係は誰でもできるのか、また給水ボトルの中身と扱いについてご紹介しました。
チームが認めた関係者として12月29日の給水員名簿に登録された人ならば、性別や年齢に関係なく給水係になることができます。
給水ポイントは、1区と6区を除いて、基本的に10km付近と15km付近の2箇所です。
今後もさまざまな給水係が登場することでしょうね。
箱根駅伝を走る選手に最も近い場所で活躍できる給水係。
今後も眼が離せないですね!
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