メルカリでの取引は、メルカリ便(らくらく・ゆうゆう)を適切な形で使うことで出品者と購入者双方の情報を出すことなくできるようになっています。
しかし、匿名配送とは言ってもどこまでなのかが気になります。
個人情報を開示しないで済むならそれに越したことはないですものね。
今回は、メルカリ便の匿名配送では発送元がバレることはあるのかを調べてみたので紹介します。
基本的には出品時にメルカリ便を指定して、適切な配送サイズを選べば匿名配送になりますが、例外もあります。
そして、配送状況を追うと、出品者と購入者双方の居場所エリアはある程度は分かってしまいますが、やむを得ないようです。
メルカリ便の匿名配送で発送元が相手にわかることはあるのか?
まず、大前提としては、出品する側の人が出品時にらくらくメルカリ便もしくはゆうゆうメルカリ便を指定することで匿名配送が可能になります。
実際の運送会社が使う送り状の絵はメルカリガイドに説明がありました。
■参考:メルカリガイドの説明
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/144/
匿名配送でも運送会社の営業所までは分かる
ただし、発送元の住所が完全に非公開かというと、そうとは言えないです。
これらの情報は購入者さんが知ることができます。
[aside type=”boader”]
- 発送元の都道府県(発送元の地域)
- 運送会社の営業所
[/aside]
出品時に出品する人が「発送元の地域」を入力する必要があるので、発送元の都道府県は公開されている状態です。
そして、実際に購入されてからは、運送便の送り状番号から配送状況を追跡すれば発送元の営業所が分かります。
営業所が判明すれば、営業所の住所は調べることができます。
とはいえ、これ以上の住所の番地などは表示されません。名前や電話番号も同じく表示されないです。
同じように、配達完了になれば、配送状況追跡から購入者さんが受け取った場所へ配達に向かった営業所がどこかも分かります。
メルカリ発送元がバレるかどうかは「匿名配送」アイコン有無にかかっている
発送元と受け取り先が両方匿名配送になるためには、きちんと手順を踏むことが大切です。
通常の作業を行えば、最初からグレー色の「匿名配送」アイコンが表示されているはずです。
メルカリ便を指定してもこの「匿名配送」が表示されていない場合は匿名にならず、送り先情報が公開されてしまいます。
イレギュラーなことが起こらない限りは匿名配送になりますので、落ち着いて行なっていきましょう。
発送元がバレない条件はこちらです。
[aside type=”boader”]
- 出品時にらくらくメルカリ便もしくはゆうゆうメルカリ便を選ぶ
- 便を選んだら、グレーの「匿名配送」アイコンが出ているか確認
- 出品後に指定していないことに気づいたら購入(支払い)される前に変更しておき、アイコンが出てるか確認
[/aside]
ちなみに、商品が購入された後でも配送便変更ができるのですが、ここで初めてメルカリ便を選択したとしても、匿名配送にはならないです。
じゃあなんでメルカリ便に変更できるのよ?と思うのですが、通常の宅配便よりも送料が安くなるというメリットがあります。
送料は最初から察しがつかないものかと考えたりもしますが、急きょ複数出品している商品のまとめ買いがあったりすると、配送便を変更することがあるそうです。
メルカリ初心者さんが初めて出品するような時には、めったになさそうですね。
例外としては、ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便のどちらかからもう片方への変更なら、いずれも匿名配送の条件は同じです。
■参考:メルカリガイドのよくある質問、「らくらく⇦→ゆうゆう」の変更は問題なし
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/343/
メルカリ匿名配送がうまくいかないのはこんな時
では、匿名配送を指定したのに配送元が相手にわかってしまうのはどういう時かというと、
[aside type=”boader”]
- 「匿名配送」アイコンが出ていないメルカリ便
- サイズオーバーなどで配達できず、再発送する場合
[/aside]
となります。
まず、出品から発送までの間のどこかでメルカリ便を指定したとしても、「匿名配送」アイコンが表示されていない場合は、匿名でなくなってしまいます。
買う側も売る側も、「匿名配送」アイコンはしっかりチェックしておきたいですね。
メルカリ匿名配送は一度きり!再発送時は匿名にならない
そして、匿名配送の条件を満たして発送までしても、なんらかの理由で商品が配達できず発送主へ戻される場合です。
たとえば、サイズオーバーや重量オーバーなどで運送会社に引き取ってもらえない時がこれにあたります。
メルカリアプリで表示できる配送便用のバーコードは一度しか使えないからです。
厳密に言えば、バーコードを配送受付で読み取った瞬間で一度使用したことになります。
また、発送通知ボタンを押すのもNGです。
もし再発送をしないといけない場合は、購入者さんへ相談することになります。
住所を教えてもらって匿名でない配送を行うか(この場合はもちろん発送者の住所も記入して送ります)、取引をキャンセルして再出品するかが現実的だと思います。
購入者さんをお待たせしてしまうことになるので、できる限りは避けたいことですね。
メルカリ配送元を知りたいのはなぜか考えてみた
購入者さんで、発送する人の名前と住所そのものに興味がある人はほぼいないと思います。
それよりも、情報が分かることで、相手が嘘をついていないな、誠実だな、ちゃんと発送してくれたな、という安心感・信頼感を得たいのだと思います。
一方、メルカリで初めて出品して発送した時の私は、個人情報を知りたいというよりは、ちゃんと受け取ってくれるかな?というのが気になりました。
そして、余談なのですが、実際に発送してから感じたことがあります。
自分が出品した商品が手元を離れて配送されるのが、旅行好きな自分の代わりに旅をしているみたいでおもしろいなぁ〜と。
これを書いている2021年6月現在、コロナ禍で自由に旅行はしずらい世の中なので、商品でもどこかへ出かけてくれることでめっちゃテンション上がりました(^^)
配送状況を確認するとたいていどの地方へ行ったかくらいは分かるので、楽しみにしています。
出品する時は手順を一つづつ慌てず確実に行なって、購入者さんに安心してもらえる匿名配送で取引完了しましょう。
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