村山謙太選手が大阪マラソン2024の途中で、コースを逆走し、落としたものを拾って再び走り、フィニッシュしたことが話題になりました。
戻ってまで拾う必要があったのは計測チップ。
計測チップが落ちた原因、拾ってからどうしたか、記録は公認されたのかについて調べてみました。
また大阪マラソンで使用された計測チップがどんなものかについても合わせてご紹介します。
村山謙太選手が大阪マラソンで逆走してまで拾った計測チップ、そもそも落ちたのはなぜ?
村山謙太施主が大阪マラソン2024の22kmすぎで、先頭集団を走っていたのにもかかわらず落として拾った計測チップ。
そもそも落ちてしまった理由は何だったのでしょうか?
大阪マラソンのチップはランニングシューズの靴紐にくくりつけるタイプのものでした。
大きさは4.5cm*5.7cmくらい。厚さは約2mm。
4つの穴が開いているので、ここへ2本のビニールタイを通してねじって留めます。
ビニールタイはお菓子やパンなどのビニール袋をとじるときについているのをよく見ると思います。
なので、村山選手の計測チップが落ちてしまった理由としては
- ビニールタイの締め方がゆるかった
- ビニールタイをきっちりひねりすぎて切れてしまった
- ビニールタイを締めるのを忘れていた
- 選手同士もしくは給水テーブルなどに引っかかり、ビニールタイが緩んだ、引っかかったもしくは切れた
- ビニールタイの不良
- 計測チップ本体の不良(割れた等
などが考えられます。
実際の理由がどれだったかは、この記事を書いている時点では報じられてはいないようです。
村山謙太選手が落とした計測チップを拾ってからどうしたか?記録は公認された?
村山謙太選手が大阪マラソン2024で落とした計測チップを拾ってからは、手で握って持って走り続けたようです。
そして、無事にフィニッシュタイムが公式に認められました。
ただし途中のタイムは計測されていない模様です。
フィニッシュシーンの画像によると、村山選手が拾った計測チップは右手の中にあったと思われます。
ただし、ずーっと右手で持ちっぱなしとは限らないですよね。
給水もあるので。
拾った地点はまだ22km地点すぎなので、残り20km、時間にしておよそ1時間も計測チップを落とさないようにと頭の片隅で心配しながら走るのは、本来のマラソンのキツさとは全く別の大変さが伴ったことと思います。
途中はともかく、フィニッシュの記録が計測されて本当によかったです!!
大阪マラソン2024の計測チップはどんなもの?
村山謙太選手が無事に拾って走った大阪マラソン2024の計測チップについて調べてみました。
ランニングシューズの甲のあたりにつけるプラスチックの板の中に計測チップが内蔵されているものになります。
マラソン大会の計測チップにはいくつかの種類がありますが、このタイプはよくあります。
一般的には、2枚ではなく、1枚で、足の片方に装着することが多いです。
スタート、5kmごとのコース上、フィニッシュ地点にマットが敷いてあり、通過すると計測チップがマットに反応して通過タイムが記録される仕組みです。
計測チップは走った後に回収されることが多いですが、大阪マラソン2024の計測チップは返却不要で、持ち帰るようになっています。
デザインは大阪万博2025の公式キャラクター「ミャクミャク」様が描かれているので、よい記念品にもなりますね!
https://www.osaka-marathon.com/2024/runner/guidance/pdf/guidance.pdf
まとめ
大阪マラソン2024の22km過ぎで村山謙太選手が逆走してまで拾った計測チップに関する話をご紹介してきました。
拾った計測チップはフィニッシュ地点まで手で握って持ち、20km以降の途中経過は記録されなかったものの、フィニッシュは記録されたため、2時間9分00秒は公式記録として認定されました。
落としてしまった理由として考えられるのは、ビニールタイの留め方の影響、走っている最中のアクシデント、ビニールタイもしくは計測チップ本体の初期不良が予想されます。
大阪マラソン2024ならではの大阪万博公式キャラクター・ミャクミャク様のデザインが描かれた計測チップは、返却不要のため、ランナーのみなさんにはよい思い出の品になるはずです。
▼大阪マラソン2024で優勝したのは國學院大学3年生の平林清澄選手▼
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